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(資料)新潟県知事選に再稼働反対派の県議出馬で二階幹事長のシナリオが破綻! 自公候補の“エセ県民党”ぶりが明らかに‥LITERA

2018年05月21日 07時06分46秒 | 政治的なこといろいろ
新潟県知事選に再稼働反対派の県議出馬で二階幹事長のシナリオが破綻! 自公候補の“エセ県民党”ぶりが明らかに http://lite-ra.com/2018/05/post-4021.html

米山隆一知事の辞任をうけて、新潟県知事選挙が5月24日の告示されるが(6月10日投開票)、柏崎刈羽原発の再稼働阻止を訴える知事候補・池田千賀子県議が予想以上に支持を広げている。

 米山知事の辞任直後は、今回は、与党が再稼働を容認する候補を立てて、勝利する可能性が高いだろうと見られていた。というのも、米山知事の辞任理由が女性スキャンダルだったことから、米山陣営の選対本部長だった森ゆうこ参院議員(自由)も「これが本当の“新潟ショック”」とこぼすなど、野党陣営は動揺を隠せず、「候補擁立難航で野党側の出遅れ必至」と見られていたからだ。

 しかも、混乱する野党陣営を尻目に素早く動いたのが「政界の寝業師」こと二階俊博・自民幹事長だった。米山辞職表明から2日後の4月20日、塚田一郎・新潟県連会長(参院議員)と自民党本部で面談し、“県民党”を名乗れる政党色のない候補者選考の方針で一致。「(自公推薦候補が敗れた)前回の轍を踏まないよう頑張ってくれ」と激も飛ばしたのだ。この時点で名前が浮上したのが、二階氏の運輸大臣時代に秘書官を務めた花角英世・前海上保安庁次長だ。佐渡出身の国交官僚が早い段階から有力候補に浮上したことから、地元記者も「花角氏擁立ありきの“二階シナリオ”に沿った茶番劇」としてこう証言する。

「当初、県連側が“県民党”というキャッチフレーズで独自に花角氏擁立をするかに見えましたが、それは自公の存在、政党色を隠すための巧妙な戦略。推論ですが、実際には二階氏が大臣時代の懐刀だった花角氏を擁立させたという“二階シナリオ”との見方が有力です」

 実際、米山氏の辞任表明の1週間後の27日に、政治色を感じさせない団体「新しい新潟を考える会」が立ち上がったが、初会合には自公県議も参加していた。そして、4日後の5月1日には自民党の友好団体の商工会議所幹部らと同会メンバーが会合を持ち、「花角氏はマネジメント能力もあり、知事として相応しい」(同会の医療法人『新成医会』渡辺毅理事長)と出馬要請を決めた。

 ただし、自民党は表向きこうした政治色を必死で消そうとしていた。9日、渡辺氏ら県民有志8名が上京して、花角氏に出馬要請したが、自公議員は一人もいなかった。選挙戦に突入すれば、前回の県知事選の自公推薦候補と同様、二階幹事長の陣頭指揮の下で建設業界や商工会議所や農業関連団体(JAや土地改良区など)の自民党友好団体・企業が集票マシーンと化していく組織型選挙となるのは確実なのに、まるで政党色のない勝手連的な県民有志の思いを受けとめた”県民党候補”という演出をしたというわけだ。

 だが、こうした二階氏の仕掛けを押し返したのが、元民進党で現在は無所属の菊田真紀子衆院議員(新潟4区)だ。2017年秋の総選挙では、金子恵美・前衆院議員との一騎打ちで比例復活を許さない完勝をしたことで知しられる菊田議員だが、今回の県知事選の候補擁立でも勝負師ぶりを見せつけた。

 菊田議員は自身の知事選出馬については固辞したものの、そのかわりに5月8日、柏崎刈羽選出の池田千賀子県議とともに電撃会見を行い、池田氏を野党の統一知事候補とする流れをつくりだしたのだ。

 県庁内の記者会見場に池田氏と一緒に現れた菊田議員は、自公が二階氏に近い官僚の花角氏を擁立したことを皮肉りながら、池田氏を知事選に擁立することになった経緯をこう説明した。

「高い地位にある優秀な官僚ほど、官邸や権力者の意向に逆らうことができず、記憶喪失になったり、記録やデータがなくなったり、記録を改竄したりということが起こっております。新しい県知事には、こうした総理官邸のご意向に従うような人ではなく、まさに地域の中で人々の庶民の声に耳を傾けることができる方になっていただきたいと考え、池田千賀子さんが最も相応しい方ではないかと考えました」
「『原発再稼動を阻止して欲しい』という県民の願いを受けとめて、大変悩まれましたが、決意をしていただきました」

 そして、出馬会見は二人だけだが、「様々な立場の団体や政党に幅広く声をかけて池田氏を“県民党候補”として支える態勢にしたい」と、前回の県知事選同様、野党各党や市民が池田氏を支援して、結果的に野党統一候補となる流れをつくりだすことを宣言した。

 また、菊田議員が会見で強調していたのが、与党陣営がキャッチフレーズにしようとしていた「県民党」だ。菊田氏は、自公の候補である花角氏について、「総理官邸のご意向に従う官僚出身“エセ県民党候補”」であり自分たちこそ地元の民意(再稼働反対)に根差した“本家の県民党候補”だと強調した。

 記者団からは「なぜ今日、出馬会見なのか」という質問も出た。すると、菊田氏が微笑みながら「女の(勝負)勘です」と答えたが、都知事選や都議選で自民党に連戦連勝をしていた頃の小池百合子都知事を彷彿させる勝負師ぶりといっていいだろう。


こぴーはここまで。続きは上記URLに入ってお読みください。
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