*・゜゜・*:.。徒然ウツ雑記&ハム飼育日記 ..。.:*・*

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#09 - 休職開始

2004-10-30 | # うつ病について
診断書を貰った翌日は出勤しました。
店長は休みだったので、副店長のYさんにに
「診断書を貰ってきたのですが・・・」とおずおずと差し出したら
すぐ開けて、中身を見ると
『帰れ』
と、ひとこと。
「は?」
『仕事出来ないんだろ、帰れよ』
「今ですか?」
とりあえずその日は仕事をして、翌日から休むのかと思ってたので
いきなりの 『 帰れ 』発言にびっくりしてたら
『 おまえ、うつなんだろ。だったら会社の規定で仕事させられねーんだよ。
休職か、無給だな 』

と、給与なんて出ねえよざまぁみろ、と言わんばかりの笑顔でした。・・・

目の前にはSさんがいます。
何もその人の前で病名をはっきり言わなくてもいいぢゃんか、と思いましたが
この人はどーせそーゆー人だったな、と思い直し、
お言葉通り、そのままお店から退出。
まっすぐ帰宅せずに、晴れ晴れとした気持でお買い物に行ったのは
言うまでもありません(ノ´∀`*)


翌日、お店に電話して、店長にも「迷惑をかけてすみません」と話すと
『 気にしないでゆっくり休め 』と言ってくれました。゜(゜´Д`゜)゜。
その後の数日は、開放感を味わったためか、わりと元気に過ごせました。

体調不良後、仕事以外はほとんど外出しなかったので
(丸1年間の間に友人と外出したのは、初詣とミュージカル鑑賞の各1回ずつのみ!
1年間でこれだけってーのは気の毒だ>自分)

その勢いで、10月に入ってすぐ、
友人の休みにあわせて伊豆まで1泊旅行に行きました。
旅行。。。ステキな響き(*´-ω)。・:*:・ポワァン

しかし、旅行の帰宅途中から酷い偏頭痛に悩まされ(私は頭痛もち)
その後は急に体調が悪化し、結局そのまま10月は
ほとんど自宅で寝てすごすようになってしまったのでした。

2003年の6月に、2週間に渡って偏頭痛に悩まされた時に
脳外科に行き、イミグランを処方されたことがあります。
今回も数日間、偏頭痛が続きましたので医者に言って
イミグランをお願いしたら、同じ効き目の、新しい方の薬だからと
レルパックス20mgを出されました。
とりあえず、この薬で偏頭痛はいったん治まったので
現在もその薬を数錠(今数えたら6錠あった)ストックしてあります。

とりあえず9月に入って以降は急激に食欲が減退したので
医者から、追加で朝晩1日2回のアビリット50mgと、
食前1日3回ツムラの漢方薬を処方されました。
うぅ、漢方薬の何を貰ったのか、手元に資料が見当たらないので判りません。
後日判明したら、書き込みます。
とりあえず、食欲増進やら胃と腸を活発にする作用があった気がします。
しかし、自分では、あまり効果を実感する事はなかったり。
食前の薬だけでお腹がいっぱいになってしまって、
食事なんてとても出来ませんでしたから。
10月も、旅行中はともかく、それ以外は
ほとんど食事を取ることが出来ない日々でありました。

でも、ここまで食べないのに、どうして痩せないのか
不思議でなりませんでしたがね(´・ω・`)



そうそう、
自分が勤めている会社は、それなりに大きな会社であります。
休職を始めるに際し、具体的な事実を本社の人事担当者にも
連絡しなければなりません。
また、当初は1ヶ月程度の休職のつもりでしたので
復職日やその後の要望について、といった話も必要になってきます。

ここで復職日はともかく、特に懸念されていたのが
・勤務地が遠すぎる
・人間関係
この2点でした。

実は、勤務地は通勤およそ2時間弱かかる場所にありました。
始業30分前にはお店にいるように言われていたので
1日のうち、約4~5時間を通勤に費やしていたのです。
体調がもう少しまともであるならば、
あるいは以前の自分であればそれほど問題視はしなかったのでしょうが
(以前には同様の通勤時間を4年間継続し、なおかつ遊び歩いてたので)
この頃の自分の体調では、通勤だけでもかなり体力を消費してしまう
状況になっていました。

また、人間関係については、休職の決め手となったのが
『 病気に理解のない人たち 』
と、医者にも言われた、さまざまな出来事でした。
ともかく、彼らとは二度と同じ職場で働きたくない、という気持が
とても強かったです。

それらの2点を特に重視して
・勤務時間の短縮
という希望を出していました。
併せて
・復職後はフルタイムではなく、まず短時間勤務から
という要望もありました。

実際、休職前は早退やTEL休はしないまでも、
仕事をするのがやっと、という状況が続いていたので、
復職後最初の1ヶ月程度はまず短時間勤務で体と心を馴らしましょう、
と医者との面談で話し合っていたのです。


それらの希望を本社の人事担当者に話すと
『 短時間勤務は特定の理由を除き、一切認められないので
完治するまでは復職を認められません 』

と、一蹴されてしまいました。
特定の場合とは“ 介護する家族がいる場合 ”と、“ 産後の一定期間 ”のみだそうです。

これを聞いた医者は
『 今時、うつ病を理解していない会社なんて珍しい 』
と憤慨し、自分から人事担当者に掛け合うとまで言ってくれました。

うつ病患者が復職する場合、例えば、仕事を一切せず、
ただ会社に通うことから始めるところもあるくらいなんですよ、と説明されました。
会社に行くなら、ただ通うだけではなく、もちろん仕事もしたいですょと
答えておきましたが、これは自分の本心です。
職場復帰はともかく、フルタイム勤務については、
自分ではどうしても自信を持って「出来る」とは言えなかったので
結局こにの10月は、旅行を除けば寝込むか、医者に行くか、
人事担当者と電話連絡を取り合うかで終わったようなものです。