そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

7月6日(月)七月六日はサラダ記念日

2015年07月06日 | 公開

  勤務先の大学は、建学の経緯からして正真正銘の二流大学なのだが(私の母校でもある)、まあ、三流じゃないところがミソで、学生の質は昔から玉石混淆、朝いち演習も、いろいろなレベルの発表がある。今日の発表の発表の一つは、正直まことに不満だったが、遠まわしに、また出席者に、この発表はダメなのよ~と伝わるようにコメントしたつもりだが、伝わったかな? それで、ついつい同じ大学の理工系学部を誹謗するような暴言を吐いてしまった! うっすら後悔したが、口から出たものは戻せないよ。 

  ふるほん講義もそろそろ終末の落ち穂拾い、紙屑について話始めると、いくらでも話はできる。

  雨が降るので、「高七」へ行く。「すゞ金」は都合により当分休業するという張り紙が出ていたが、どうしたのだろう? 心配じゃ~。雨の「すゞ金」は思ったとおり空いていたが、賑やかなおばさんがカウンターに陣取っておいでになった。青色申告会の旅行の話を大声でなさっている。お金持ちなのであろうよ。清酒をコップ2杯飲んだら、すっかり出来上がってしまった。土日、御岳山に登ってきたと若女将に話したところ、大将も滝行をなさったとかで、画像を見せてくださった。

  「Cafe GOTO」でコーヒーを飲んだが、客は私ひとりだった。月曜は空いているそうだが、この雨じゃね。

  研究室で仕事をして、17:30になったので神楽坂へ向かう。本当は「ひよこ会」(お茶のお稽古)の日なのだが、Tさん、S君と飲む約束をしたのだ。

  Tさんと「かもめブックス」で待ち合わせる。で、どうしても「十六公厘」連れて行けとのリクエストだったので、予約しておいた該店で1時間ほど腸詰を肴に飲む。Tさん、新たな翻訳を出されたばかり。でも、もう三十冊くらいはお出しになったという。

  19:00になったので、大久保通りと早稲田通りの交差点近くの日本酒のお店に移動、ほどなくS君も見えた。

  七月六日はサラダ記念日!というのが合言葉になったのは、Tさん、S君は俵万智と同期で、特にTさんは仲良しだった。その当時、私は助手を務めていたという関係。しかもS君は、頼まれ仲人をやっちゃったという関係。S君、今春から大学の専任教員にご就任で、わざわざ駆けつけてくれたのだった。

  2時間ばかり楽しく飲む。助手時代の私は、ずいぶん「いい人」だったらしい。そういうことは、すっかり忘れていた。飲み屋のアルバイト君が、聞けばバカ田の政経の学生さんで、ラブ治ゼミだとか。先生によろしく申し上げてねと、伝言をお願いした。

  いや~楽しかったですわ。たまにはこういう面子で飲みたいものじゃな。


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