宇野ルーツだより

ご先祖のルーツを探す旅

気になる「宇野」

2009-11-13 19:45:37 | 日記
 
 今朝は、北海道の内陸部で氷点下14度近くまでになった所もあったようです。
 大倉山のジャンプ台は白くなっていました。いよいよ晩秋から初冬といった
 時期ですね。皆様、暖かくしてお過ごしください。

 新聞などで「宇野」の姓を目にすると、つい記事の内容まで詳しく読んで
 しまいます。何か御縁のある方かな、などと気になります。

 ご存じと思いますが、宇野の「宇」の語源(意味)は「広い」です。宇宙の
 「宇」によく表れていますね。ですから、宇野は本来、「広い野原のような
 場所」に住んでいた一族ということになります。この本来の場所は、どこに
 あったのでしょうか? 今も地名として残っている岡山県の宇野、あるいは
 奈良県の宇野でしょうか・・・よく調べないと分かりません。

 宇野姓が多い都道府県に先祖伝来の地があったのでしょうか。北海道には、
 「宇野」は1400人いるという情報があります。(岸本良信「道産子のルーツ
 事典」)他府県と比べて多いのか少ないのか・・・これも調べてみないと
 分かりません。昔と違って、交通手段が発達して人の交流が進んだ状況では
 多い・少ないでは判断できないかもしれませんね。ちなみに熊本県の宇野の
 数は、以前の「ルーツだより」で紹介したように少ない印象でした。

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 ごく最近、2人の「宇野」に出会いました。いや、正確には3人です。

 一人は、近くの百円ショップの店員さんです。ネームプレートを見て気が
 つきました。比較的若い女性です。お父さんが宇野なのか、ご主人が宇野
 なのか、聞いてみたくなりましたが怪しまれそうなのでやめました。でも、
 なぜか気になっています。

 もう一人は、北海道新聞の記事の中です。こちらの「宇野」は正真正銘の
 直系の宇野です。宇野貞誠氏のひ孫になります。「野党時代の発言、自民
 追及」(11月11日付朝刊)と題した記事を署名入りで書いていました。
 以前から時々書いた記事を目にしていましたが、現在は東京政経部に勤務
 して頑張っているようです。

 このように、男性の場合は一般的にずっと「宇野」ですが、私の母などの
 ように女性の場合は「宇野」が消えていくことが多いですね。「旧姓は宇野
 です」あるいは「母は宇野姓でした」とおっしゃっていただけなければ分か
 らない。これがルーツ探しの大きな壁になることもあるかと思います。

 最後の一人は、先日のフィギュアスケートNHK杯で・・・高橋大輔選手の
 エキシビションの演技を見ました。まだ完全復活とはいかなったようですが、
 素晴らしい曲に合わせて見事な技術を見せてくれました。この曲の作曲者の
 名前(本名)を聞いても宇野縁者と分からないでしょう。そう「宇野」ではない  
 からです。
 
 これらの3人の若い「宇野」さん…それぞれの分野での今後の活躍を祈って
 います。 

 
 西区琴似にある図書館です。周囲のシラカバ・ナナカマドは秋色でした。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (宇野 匡)
2011-10-05 11:17:22
はじめまして、宇野 匡と申します。自分の苗字の由来を検索しておりましたところこちらにたどり着きました。
私は現在東京に在住していますが、出身は滋賀県です。滋賀県愛知郡秦荘町蚊野(カノ)、現在は市町村合併で愛荘町になりました。蚊野という在所には200家ほどありますが、おそらくは20-25%は宇野です。小学校では同じクラスに3人程度は宇野がいますので、苗字ではなく名前で呼び合っていました。
私の実家の地はもともと帰化人の土地で、白村江の戦いで敗れた百済の国の人達が住んだ土地です。近所に百済寺や百済の将軍の墓もあります。京都では秦氏が近いと言われています。過去の町名にも秦が使われています。
帰化人と宇野の苗字に何か関連があるのかはわかりませんが、実家には江戸時代の文化文政だったと思いますが、伊勢講の帳簿がありましたので、明治に入ってから付けられた苗字でははいと思います。家紋は桐です。
この情報がお役に立てれば幸いです。
滋賀の宇野さん (宇野誠一郎)
2011-10-05 18:15:46
宇野匡さん、訪問・コメントありがとうございます。かつて首相を経験された宇野さんはじめ、滋賀にも宇野姓が多いことは知っていましたが、それほどとは思いませんでした。また、百済との関連も示唆されることは興味深いですね。私たちの宇野のルーツは熊本で、家紋は「房付檜扇」です。宇野姓で「桐紋」、これも興味深いですね。情報提供ありがとうございます。
Unknown (宇野 匡)
2011-10-07 00:27:13
宇野 誠一郎さん

他にも検索しておりましたところ、宇野姓の分布地図を見つけました。どうも私の実家がやはり一番宇野が多いようです。

http://myouji.mongolian.jp/zukan/frame/f000383.htm

余談ですが、宇野は本当にいい苗字だと思います。現在、外資系の企業にいますが、イタリア語とスペイン語ではUnoは1ですので、海外の方にも一度で覚えていただくことができます。イタリアにはUnoという貴族が本当にいると聞いたことがあります。
宇野姓分布図 (宇野誠一郎)
2011-10-08 07:24:33
宇野匡さん、貴重な情報をありがとうございます。大変な労作のサイトですね。こうした仕事は歴史的にも大切です。情報氾濫の時代ですが、やはり基礎となるものは残っていくものと思います。
 交通が発達して、人の移動・交流が発達しても何らかの痕跡が反映しているのでしょう。宇野姓がなぜ御地に多いのか不思議に思いました。私の母は婚姻で姓が変わり、私も宇野姓ではなくなりましたが、「宇野」は気に入っていますし、こだわりが抜けません。何かありましたらまたお知らせください。
お返事 (池田和子)
2016-01-12 18:31:14
宇野様 珍しい写真有難う御座いました。
またマッチ我が家の名前や電話番号
昔のものですね。宇野ルーツだより
読ませていたました。
こちらに、いらしたらご連絡下さい。{
お返事 (宇野誠一郎)
2016-01-14 21:40:08
池田和子さま、お返事ありがとうございます。
かつての宇野一家が暮らしたゆかりの地。
人口減はさびしい限りですが、いろんな形で
応援していきたいと思います。その節は是非
よろしくお願いします!

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