今朝は、北海道の内陸部で氷点下14度近くまでになった所もあったようです。
大倉山のジャンプ台は白くなっていました。いよいよ晩秋から初冬といった
時期ですね。皆様、暖かくしてお過ごしください。
新聞などで「宇野」の姓を目にすると、つい記事の内容まで詳しく読んで
しまいます。何か御縁のある方かな、などと気になります。
ご存じと思いますが、宇野の「宇」の語源(意味)は「広い」です。宇宙の
「宇」によく表れていますね。ですから、宇野は本来、「広い野原のような
場所」に住んでいた一族ということになります。この本来の場所は、どこに
あったのでしょうか? 今も地名として残っている岡山県の宇野、あるいは
奈良県の宇野でしょうか・・・よく調べないと分かりません。
宇野姓が多い都道府県に先祖伝来の地があったのでしょうか。北海道には、
「宇野」は1400人いるという情報があります。(岸本良信「道産子のルーツ
事典」)他府県と比べて多いのか少ないのか・・・これも調べてみないと
分かりません。昔と違って、交通手段が発達して人の交流が進んだ状況では
多い・少ないでは判断できないかもしれませんね。ちなみに熊本県の宇野の
数は、以前の「ルーツだより」で紹介したように少ない印象でした。
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ごく最近、2人の「宇野」に出会いました。いや、正確には3人です。
一人は、近くの百円ショップの店員さんです。ネームプレートを見て気が
つきました。比較的若い女性です。お父さんが宇野なのか、ご主人が宇野
なのか、聞いてみたくなりましたが怪しまれそうなのでやめました。でも、
なぜか気になっています。
もう一人は、北海道新聞の記事の中です。こちらの「宇野」は正真正銘の
直系の宇野です。宇野貞誠氏のひ孫になります。「野党時代の発言、自民
追及」(11月11日付朝刊)と題した記事を署名入りで書いていました。
以前から時々書いた記事を目にしていましたが、現在は東京政経部に勤務
して頑張っているようです。
このように、男性の場合は一般的にずっと「宇野」ですが、私の母などの
ように女性の場合は「宇野」が消えていくことが多いですね。「旧姓は宇野
です」あるいは「母は宇野姓でした」とおっしゃっていただけなければ分か
らない。これがルーツ探しの大きな壁になることもあるかと思います。
最後の一人は、先日のフィギュアスケートNHK杯で・・・高橋大輔選手の
エキシビションの演技を見ました。まだ完全復活とはいかなったようですが、
素晴らしい曲に合わせて見事な技術を見せてくれました。この曲の作曲者の
名前(本名)を聞いても宇野縁者と分からないでしょう。そう「宇野」ではない
からです。
これらの3人の若い「宇野」さん…それぞれの分野での今後の活躍を祈って
います。
西区琴似にある図書館です。周囲のシラカバ・ナナカマドは秋色でした。
私は現在東京に在住していますが、出身は滋賀県です。滋賀県愛知郡秦荘町蚊野(カノ)、現在は市町村合併で愛荘町になりました。蚊野という在所には200家ほどありますが、おそらくは20-25%は宇野です。小学校では同じクラスに3人程度は宇野がいますので、苗字ではなく名前で呼び合っていました。
私の実家の地はもともと帰化人の土地で、白村江の戦いで敗れた百済の国の人達が住んだ土地です。近所に百済寺や百済の将軍の墓もあります。京都では秦氏が近いと言われています。過去の町名にも秦が使われています。
帰化人と宇野の苗字に何か関連があるのかはわかりませんが、実家には江戸時代の文化文政だったと思いますが、伊勢講の帳簿がありましたので、明治に入ってから付けられた苗字でははいと思います。家紋は桐です。
この情報がお役に立てれば幸いです。
他にも検索しておりましたところ、宇野姓の分布地図を見つけました。どうも私の実家がやはり一番宇野が多いようです。
http://myouji.mongolian.jp/zukan/frame/f000383.htm
余談ですが、宇野は本当にいい苗字だと思います。現在、外資系の企業にいますが、イタリア語とスペイン語ではUnoは1ですので、海外の方にも一度で覚えていただくことができます。イタリアにはUnoという貴族が本当にいると聞いたことがあります。
交通が発達して、人の移動・交流が発達しても何らかの痕跡が反映しているのでしょう。宇野姓がなぜ御地に多いのか不思議に思いました。私の母は婚姻で姓が変わり、私も宇野姓ではなくなりましたが、「宇野」は気に入っていますし、こだわりが抜けません。何かありましたらまたお知らせください。
またマッチ我が家の名前や電話番号
昔のものですね。宇野ルーツだより
読ませていたました。
こちらに、いらしたらご連絡下さい。{
かつての宇野一家が暮らしたゆかりの地。
人口減はさびしい限りですが、いろんな形で
応援していきたいと思います。その節は是非
よろしくお願いします!