チラーヂンの供給が困難に－工場被災であすか製薬

今回の東日本大震災で被災された皆様に，心からお見舞い申し上げます。一日も早く皆さんの生活が復旧できるよう、私もできることをがんばっていこうと思います。

今回の地震では、交通機関のダウンで私が帰宅できなくなったり、揺れにより自宅の物が散乱し、若干の破損したり、奥さんの茨城の実家と連絡がつかなくなるぐらいの影響は受けましたが、ほぼ変わることの無い暮らしを続けてくることができましたが、18日金曜日、少し困ったニュースを発見してしまいました。

【東日本大震災】あすか製薬いわき工場被災でチラーヂンの製造停止‐緊急輸入など代替措置急ぐ

チラージンというのは甲状腺機能低下症の治療に使われる医薬品で、現在、うちの奥さんが定期的に服用しているものです。もともとはバセドウ病（甲状腺機能異常亢進）だったのですが、アイソトープ治療の効果により、現在甲状腺機能が低下しすぎる状況になっており、今回生産がストップすることになった「チラージンＳ」を、定期検診を受けつつ服用しています。

前回の検診から時間がたっていなかったので、まだ手持ちの薬が底をつくまで時間があります。かかりつけの医院に確認したところ、即刻処方できなくなるという状況ではないようですが、心配は心配です。

ニュースによれば、全国保険医団体連合会は甲状腺機能低下症患者などの生命に関わることであり、政府にチラーヂンＳの緊急輸入・海外支援を要請。供給再開に向けた代替措置が急がれているそうですが、海外の医薬品の輸入は、頭の固い厚生労働省という障害があると聞きます。（新型インフルエンザのときの騒ぎを皆様ご記憶かと思います）
とりあえずこのニュースの動向を注目していかねばなりません。