”科学技術省”を作りましょう

自動車関係、建築関係で
各種偽装やデータ改竄がまかり通るのは
検査が業者任せになっていて
省庁が責任を持たないシステムになっているからです

役人は責任を取ることを極端に嫌いますから
結果として、行政の無責任体制が出来上がります
政治家は、役人と仲良くして
利権の分け前にあずかろうとしますから
やはり、この無責任体制を放置します
こうして形成される

”集団無責任体制”

は、日本社会の大きな弱点です

日本社会を根本から改革することは難しくとも
こうした弱点があることを自覚すれば
弱点補強の対策は打てます

まず、公務員の仕事の根本を

”正確な記録を残すこと”

と、するのです

記録を怠行したり、データを改竄することを最大の罪とするのです
こうしておけば、正確な記録が残り
後からでも、問題点の把握が出来ます
行政の隠蔽体質を無くし
正確な情報を公開できる体制とするのです

次に、省庁の再編です
同一業種は同一官庁で管轄するようにします
自動車産業を含む製造業は、同一官庁の管轄下に置くべきです

私は、ここで提案があります
科学技術省を作り、国土交通省の自動車産業部門や
経済産業省の製造業部門を、その管轄下に置くのです
開かれた組織にして、民間や他省庁との人事交流を容易にします
科学技術を閉鎖組織に任せることは危険だからです

スーパー官庁

”科学技術省”

を、誕生させるのです

日本の未来も、人類の未来も
科学技術の発達にかかっています
その点を重視し、最重要省庁の一つに位置づけるのです

国土交通省や経済産業省、文部科学省などは
組織の削減を嫌って抵抗するでしょう
政治家の力量の見せ所です