湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

政府は、どこまで民間に介入できるのか?

2022-12-26 18:50:18 | Weblog

民主政治といいうものは、人気投票ですから、社会主義的になります

そんなわけで、先進国の多くは、社会民主主義政策を実行しています

政治の基本は民主主義ですけれど、政策は社会主義的なのです

それが、ビジネス上は不合理なことも多いのです

 

民主主義を、ただ選挙で代表を選ぶシステムであると考えると

大事な点を見落とすことになります

なぜ、多数決などといういい加減なシステムに政治を任せられるのか?

その理由は、生命と私有財産の保証があるからです

 

多数決で生命や財産を奪われたら、かないません

そういうことが無いから、投票で政治が決められるのです

つまり、生命や財産を犯すことは民主主義のタブーなのです

多数決で決めるのは、あくまで公的領域に限られるのです

 

民主主義社会のモラルの基本は公私の別です

そうでなければ、政治権力は恐怖の対象になりますし

政治権力をめぐる血みどろの争いも起きるでしょう

政治権力を使って、生命や財産を奪うことができてしまうからです

 

民間の業務に、国家権力は、どこまで介入できるのか?

民主主義社会の重要なテーマです

民間企業の行動に制限を与えることは

私有財産に制限を加えるのと同じだからです

 

 

 

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