湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

昔、友人と二人で「鯨の会」を作りました

2020-10-14 18:50:52 | Weblog
最近、嬉しいことの一つに
鯨の肉が食べられることがあります
スーパーで買ってきて、生で、ニンニク醤油で食べると
鹿肉を生で食べた時のような旨さがあります

日本が国際捕鯨委員会を脱退して
さて、どうなるものかと心配していたのですが
今のところ、これといった害は無さそうです
とりあえず、一安心です
それどころか、旨い鯨が食べられるようになり、大喜びです

鯨を環境問題にしたのはアメリカです
ベトナムでゲリラ戦に悩まされたアメリカは
ジャングルに枯葉剤をまき散らし
ベトナムのジャングルを枯れ木の山にしてしまいました
アメリカは、国際環境問題で自国を批判されるのを避けるため
欧米の人種差別意識を利用して、攻撃の刃を日本に向けたのです
欧米人も、本音では、ベトナムなんかどうでもいいと考えていたため
これに飛びつき、アメリカの思惑は大成功でした

鯨問題は、日本の政治力の弱さを象徴する案件でもありました
日本人としては、なんとも悔しい不快な数十年でした
国際社会の無責任と欧米人の反日感情を満たす格好のネタにされてしまいました

まだ若い時、独身時代の私は、友人と

「鯨の会」

というのを作り
居酒屋などで、鯨を肴に酒を飲んでいました
しかし、鯨を食べる機会も減り
その友人とも疎遠になってしまったため
いつの間にか、鯨のことも忘れてしまいました

私は、鯨を特に好きなわけではなかったし
旨いクジラ肉を食べたこともないし
給食でさんざん食べさせられた鯨は、あまり好きでなかったので
私の鯨問題への関心は、愛国心と正義感によるものでした
私にとって正義は趣味みたいなものですから
気が乗らなくなれば、しばらくお休みするのです

ところが・・・鯨は旨い!
こうなると、話は別です・・・正義よりも食欲です
これは強い!・・・継続的な意志を持ち続けられそうです

コメント
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