湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

時速80キロ制限が作り出す高速道路事故

2010-09-19 13:25:45 | Weblog
先日、兵庫県警に出頭してきました
高速道路上における速度違反のためです
オービスに引っ掛かったのです

廊下で自分の番を待ちながら
それとなく、私と同じ立場の人達を見ます
どの人も、普通の庶民という感じの人達です
いわゆる犯罪者のような人相の人はいません
人の良さそうな初老の男性もいました

しかし、私も含めて
そこにいる人々は”犯罪者”なのです
正しくは”容疑者”かもしれません
罪名は”道路交通法違反”です
誰もが守らず、運の悪い者だけが罪をかぶる不思議な法律の違反者達です

関西人というか、西日本の人は穏やかな人が多く
警察関係者も例外ではありません
国家権力と闘っても勝ち目はありませんし
事実は事実と認めることが私の主義でもありますから
罰金を払い、免許停止の行政処分を受け入れることになるのでしょう

西日本の高速道路は時速80キロ制限のところが多く
速度違反の処罰を重いものにしています
速度超過事故が多いことを表向きの理由にしていますが
本当は、反則金収入が県警の利権になっているためでしょう

それにしても
新名神高速道路や伊勢湾岸道路までが
時速80キロ制限であることは狂気の沙汰というしかありません

確かに、スピードを出すことは危険なことです
しかし時速80キロで走っていても、危険が無いわけではないのです
高速で走ることが前提なのが高速道路です
莫大な予算を使って作った高速道路を、ゆっり走らせるなら
いっそ、作らなければ良かったのです

今回、2度ほど、事故渋滞に会いました
トラック2台に乗用車数台が巻き込まれた事故現場も見ました
警察は、こうした事故も無理やり、速度違反の事例にしてしまうかもしれません
しかし、実際は、速度制限がきつすぎることによって起きてしまう交通事故なのです

速度制限が80キロに抑えられますと、追い越しが困難になります
実際には、制限速度が最低速度となってしまうことが一般的です
合法的な追い越しが不可能となってしまいます

その結果
乗用車もトラックも、一緒に、かたまりながら走ることになり
ひとたび事故になれば、数台が巻き込まれる惨事となるのです

こうした事故が多いことは明らかです
その証拠に、東名高速道路の愛知県内には
トラックとトラックが乗用車をはさんだ衝突事故の絵が表示してあります

ただし
このブログが警察関係者の目に留まれば
あの看板は速やかに撤去されてしまうことでしょう
誰か、今のうちに、証拠写真を撮っておいて下さい


コメント (2)
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