湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

神奈川県高校総体のドラマ

2010-06-21 18:00:42 | Weblog
昨日の、神奈川県高等学校総合体育大会競泳の部のことです

私の長男が100m背泳ぎで関東大会出場の資格を得たことは
昨夜、いそいでブログにアップしました

じつは、非常に疲れていて
このまま食事をしたら
ブログを書くのがいやになってしまうと考え
食事前に急いで書き上げたのです
本当は、もっと書きたいことがありました
ちょっとしたドラマがあったからです

100m背泳ぎ予選で
長男は、最終組ではありませんでした
最終組の手前の組でした
予選はタイムの遅い順に、第1組から泳いでいきます
1組10人ですから、息子はエントリー段階でベスト10には入っていません
決勝に残るのは10人ですから、予選で10位に入る必要があります
番狂わせがなければ、決勝には残れません

息子の予選タイムを頭に入れて
電光掲示板の最終組の10人のタイムを、さっと見ます
電光掲示板はすぐに消えてしまいます
何人か、息子より遅いタイムの選手がいたようです
しかし息子の組にも、息子より早いタイムの選手もいたと思います
息子が決勝に出られるかかどうかは、はっきりとは分かりません

次に、予選結果が電光掲示板に表示されます

10位のところに、息子の名前がありました!

チームの応援席から、いっせいに歓声があがります
しかし、次の瞬間、それは小さなどよめきに変わりました
補欠として発表される11位と12位のタイムを見ると
11位の選手と息子のタイムが同じなのです

近くにいたチームメイトのお母さんが

「こういう時は、ジャンケンで決めるのよ」

と、おしえてくれました

やがて場内放送で息子と11位の選手が呼ばれました
私は応援席を離れ、大会結果の速報版を見に行きました
その場にいたくなかったからです

そこで、携帯電話が鳴りました

妻からです、息子が決勝戦に出られることになったという連絡です!

息子の担当コーチが
わざわざ応援席の妻のところまで来て、知らせてくれたそうです
息子の担当コーチは、アテネオリンピック日本代表のAさんです

息子は何とか決勝戦に出ることができました
しかし、ここにもまた、もう一つのドラマが待っていました
コメント
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