湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

法律が増えると悪事も増える

2007-12-03 10:37:22 | Weblog
国会は立法府です
したがって国会議員の仕事は法律を作ることです

しかし本当は、法律というものは、いくら作っても
それで世の中が良くなるという保証はありません
むしろ

「法律が増えると悪事が増える」

という言葉もあります

「法三章」という言葉もあります

本来、法律というものは
沢山あればいいというものではなく
むしろ、少ない法律で運営される社会こそ
良い社会なのです

少ない法律で社会が上手に運営されるためには
法律が常識に合ったものである必要があります
また、法律の解釈も運用も、常識に合ったものでなければなりません

なによりも、役人や裁判官が、常識人でなければなりません

法律の専門家が力を持つ社会は
非常識な法律や法律の運用がまかり通る社会です

法律が常識的に運用されていれば
そもそも法律の専門家など出る幕がないはずです

日本もアメリカも
法律の専門家が一番いい思いのできる社会です
野心家の若者は法学部に進み、法律の専門家を目指します

アメリカでは弁護士が
日本では、中央官庁のキャリア組が法律の専門家となり
世の中を牛耳っています

法律が常識的に運用されるなら
法律の専門家は、さほど必要とされないでしょう
まして高所得を得られることなど、考えられません
彼らは、何かを生産している訳ではないのです

結論を言います

「法律家が力を持つと、法律の非常識な運用が始まる」

とうことです
コメント
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