湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

勇気について

2006-11-16 18:20:37 | Weblog
思い残すことが無いほど、充実した人生なら
死への恐怖も無くなるでしょう
そのためには、思う存分、自由に生きることです
私達が死を恐れるのも、現世に何がしかの未練があるからで
どこかに、生の充実を妨げられた生き方をしてきたからでしょう

確かに、現実には、自由に生きようと思っても、多くの制限があるものです
しかし、その大部分は、自分で自分を規制してしまったものではないでしょうか
本当は、もっともっと自由に生きられるのに
私達は自分で自分に制限を作り、その枠の中で生きているのではないでしょうか
自分の壁を破るという表現があります
その通りではないでしょうか
本当にやりたいことを制限しているのは自分自身ではないでしょうか

自分に無関係なことなのに、何かといえば、他人の批判をいう人は
本当は自分自身が何かに囚われている人なのかもしれません
自分がやりたくてもできないことを、他人がやると
むしょうに腹が立つのです

実際問題として、私達が他人から具体的な制限を受けるのは
犯罪行為だけです
犯罪行為を心から欲するのは、通常は精神に問題のある人だけでしょう
普通の平凡な人が、自由に生きられないのは
もっぱら、本人に勇気が無いことが理由です
つまり臆病なのです

勇気を失うことで、自由を失うわけです
そして、勇気を失うことで、自由以外にも、
たとえば・・・真実を追究することも、愛に殉じることも
出来なくなるのです
そう考えると、勇気とは、極めて重要なものであり
自由も愛も真実も、勇気無くしては
手に入らないものだということが分かるはずです

平和主義が
臆病者の言い訳でなければよいと思う
今日この頃です
コメント
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