UNIT blog

鴨川のほとり、京都二条にあるセレクトショップの思ったこと。

平常心是道。

2009-04-08 02:07:13 | エトセトラ
所用で出かけたその帰り、左手人差し指に違和感を覚え、見てみると










・・・・・・・・・。

気に入ってたレバーやったのに、あ~あ。仕方ないので2秒程で立ち直って、交換しようと後輪をスタンドに立ててっと・・・・・ん?










おおおおおお~、でっかいホチキス。スモールブロックエイトというネーミング通りのちっちゃいブロックが横に8個並んだタイヤなのですが、その1個に貫通しただけでパンクせずぶら下げて帰って来ました。


ラッキーです、とらわれの無い心で道行きをした結果でしょうか(笑)



が、レバーは壊れました。




ん~、やはりこれで相殺とはいきませんな(笑)

以前あったマ●ドナ○ドのサクラよりはましなボクのサクラ具合。 

2009-04-07 00:07:41 | エトセトラ
MUUちゃんのトコで何気なく置いてた、












こんな自転車(勝手に載っけてゴメン)、こういうの見ると考えちゃうんです。

クルーザーのフレームをベースにMTBのパーツを突っ込んだ、見る角度によってはとても正統派なクランカー仕上げ。ボクはこういうの大好きです、カスタムとかそんなんじゃなく、もちろん寄せ集めでもなく、結果が導いたというべきなのか。いざ自分のとなると・・・・突っ込んで組んでしまいます(笑)。
でも、これはやはりマイノリティだと思います。

しかし、しかしですヨ、これが必要な人って必ずいると思うんです。「MTBみたいなのはちょっと・・・・ロードバイクもしんどそう、でもクロスバイクってのも何か普通っぽい。普通じゃなくって街で乗るのにちょっと気の利いたのが欲しいな~。」って思ってて、この方向性のルックスがフィットする人がピンポイントでいるんじゃないかと。そういう人にとっては他のどんなバイクよりも合格点なはずで。そうそう、満点じゃなくて合格点、それも重要。



ある意味こういう、そっと寄り添うようなモノってのは幸せなのかも知れません。逆にサクラ使って沢山売ってガッポリってのに快感を得るならそれも好し。


まあ、身を置く場所に責任持てりゃイイわけですね。




この季節、










こういう人を呼ぶメジャーな夜桜も

「美しい。」


モチロンそう思うのですが、里山の誇らず朴訥に咲いてる1本の桜の方が、素直に


「きれいやなあ~。」


が口をついて出ます。





これは必要な人には必要な環境の下、おのずと目前に現われる。だから写真なんて載っける必要ないと思いますので(笑)

ISMってなんや?それ食いモン?美味いんか?というレベルの話。

2009-04-02 16:00:05 | エトセトラ
えっちらおっちら独り比叡山中、チャリンコ担いでてふと思ったのですが。

山遊びに行く場合、数名・2人・単独という3パターンがあるのですね、そりゃそうだ(笑)。人数が多いと、ワイワイしょーもないことやって楽しいし・2人だと景色眺めながら結構真面目に人生を語ったり・独りだと考えたりボーっとしたり自己対峙の時間を有意義に過ごすことが出来る。
登りの時間も三者三様。キツくても皆いるからお互い引き合ったり、押し担ぎの時間も話しながらだと気が紛れる・サシのアタック勝負してもがいたり、担ぎもコンパクトなチームなので意外と早く済む・独りだと、完全に自分の事は自分で処理。「んああぁっ!」って気張って踏んでも誰もいませんので何か笑えてきたりします。

これって社会生活の縮図だなあと。

時折、「自転車を人生にたとえると、ホニャララ云々ごにゃごにゃ~。」というようなコラムなんかを目にしますが、まじめに読んだことありません。そんなまじめに自転車乗ったことないです(笑)


しかしどうしても人間は自分のやってることに理由を付けないと落ち着かないものみたいで。しかし理由付けて生活してるのなんて人間だけです、理由がないとだめな弱い存在なんですね。



カッコイイから・流行ってるから・楽しいから・健康のため・人の輪が広がる・ライフスタイル



そんなことを目にも耳にもします。

ボクはなんで乗ってるのか未だにわかりません。「好きだから?」まあそうです、でも適当な表現でないような気がします。「好き」と表現するのってとても責任のあることだと思います。ただ、自分の所有している自転車は「好き」といえるかもしれません。
人に勧めよう、そんなことも思いません。ただ、自分が感じてることをわかって貰おうと考えているかもしれません。
ずっと続けよう、それも思いません。ある日リッチになって(笑)自動車好きになるかもしれません。ただ、今のスタンスに不満はありません。


結果論ですが、洋服を扱うプロとしての年月と自転車に乗った年月が両方10年以上になってしまいました。自慢できる度合いではないですが。どちらもなんとなく始めた事ですし。例えば老いた夫婦の関係みたいに、ボクにとってのこの2者が今後なってゆけば、新しいフレームやパーツが出ても気にならなくなるでしょうし、新しいデザイン・素材や流行なんてものは気にならなくなるでしょう。
それがわかった頃には、、、、、要するに何故自転車に乗るのか・何故洋服が好きなのかが分かったら・・・・・



両方飽きてるでしょね(笑)







そしてまた、チャリンコ担いでえっちらおっちらいく訳で・・・・・(笑)