東京多摩借地借家人組合

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東借連がブラック地主・ブラック家主被害対策弁護団設立

2015年04月09日 | 明渡しと地上げ問題
 東借連常任弁護団会議は、3月17日午後6時30分から城北法律事務所で開催された。東借連から5名の役員と弁護団から5名の弁護士が参加した。

 弁護団会議では、①更新料を親が支払いを約束したことが黙示の合意として更新料の支払いを認めた東京地裁の判決について担当した田見高秀より報告があり、問題点を議論し控訴して争うことを確認した。②借地など悪質な地上げ・底地買い事件・老朽借家の明渡し事件の増加を受け、ブック地主・ブラック家主対策弁護団を設立する。今後、こうした事件を社会問題化するために「ブラック地主・ブラック家主110番」を行い、マスコミに公開し、国土交通省に悪質業者の規制を求める運動を行うことを確認した。③民法の債権法の改正について、黒岩哲彦弁護士から借地借家人への影響等について報告が行われた。今後、東借連で民法改正の学習会を行うことを確認した。

(東京借地借家人新聞より)



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借家の雨漏りを放置し、修繕しない家主

2015年04月09日 | 増改築と修繕
 足立区常東地区で建物を賃借中の有馬さん(仮名)は一昨年、家主に口頭で雨漏りの修繕を要求した。数日後、家主は下見に来て、早速知合いの業者に見積もりさせると帰っていった。

 その後、家主の代理人弁護士から相続問題で相続人の一人が判をつかないので修繕することができないと、言い訳としか取れない回答があった。

 1年経っても一向に修繕されず、有馬さんは地元区議に相談し組合を紹介された。話を聞くと、北千住の法テラスの弁護士から修繕義務があるとの通知文の下書きを書いてもらったにも拘らず内容証明郵便を送らず、困ったでは解決しないと諭す。直ぐに家主に通知し、修繕しない時は家賃を一部減額して支払うよう助言した。

(東京借地借家人新聞より)
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