東京多摩借地借家人組合

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家主の身勝手な明渡し請求を拒否

2013年04月08日 | 明渡しと地上げ問題
 荒川区荒川で昭和56年5月から8坪の店舗を月10万円で借りている大川さん(仮名)は、飲食業を営んでいる。これまで隣に住む家主とは不断から仲良く付き合っていたが、昨年11月に入ってすぐ今年の4月で3年の期間が終了したら店を返してほしいと云われた。

大川さんは大変驚き理由を聞いたところ、「私の義弟が店を開業したいので大川さんが整えた設備全て責任を持って買い取るので、それを立退き料のかわりにしてほしい」とのことだった。数十年苦労してやっと常連客も増えてきたのに、家主の勝手な都合で立ち退くことは到底できない。大川さんはあらためて移転する条件を家主に提示し、全てを補償してくれなければ引き続き店の営業を継続し明渡しを拒否して頑張る覚悟でいる。

(東京借地借家人新聞より)


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コメント (1)
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