東京多摩借地借家人組合

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明渡しで供託中の地代を地主が還付

2010年09月21日 | 明渡しと地上げ問題
板橋区に住む後藤さん(仮名)は今から13年前に目的外使用を理由に明渡しを求められ地代の受取りを拒否された。その後、供託を続けてきたが、8月に「供託金について貴方には貸していないのだから使用損害金として還付する」という内容証明が届いた。心配になって組合に相談に来た。供託金を黙って還付すると地代とし受領したことになり、契約を認めることになるためにこのような通知が来たことを説明した。



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借地の相続で契約書の名義変更には要注意!

2010年09月21日 | 相続と遺言、遺産分割
 荒川区東日暮里5丁目に住むSさんは、昭和25年から25坪を借地し、借地人だった父親は昭和60年に、母親も平成15年に亡くなり相続人となった。その時には次回の更新の平成22年8月までに7年間の残存期間があったが、地主に呼び出され「借地人の母から名義変更しろ」と要求され、同時に更新料支払の約定がなかったにもかかわらず、契約書に更新料支払の特約事項を書き込まれてしまった。Sさんは、地主が云うのだから仕方がないものと思って契約書を受け取って帰ってきてしまった。

 今年の7月末に地主が来て「8月は更新だから前回は500万円もらっている。今回は景気が悪いから多少値引きする。今は暑いから涼しくなってから更新する」と云って来た。Sさんは、7年前に勝手に更新料支払特約を書き込まれ、現在近隣でも最も高い地代坪2300円を支払っていることから、「こんな不規則な更新料は支払わない」と主張し頑張るつもりだ。 


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