林真理子サン

林真理子さんの最新本が出ていると知って、早速図書館へ予約をしに行きました。
昨日手に入り、一気に読破・・
今回は痴呆症になりはじめた母親とのことがからみあって・・
あ～、他人事、先の話とは思えないリアルさがありますね。

林サンの小説、エッセイは殆ど読んでいます。
最新小説の主人公の年齢が、いつも私と殆ど変わらない、という点が、真理子ワールドに誘い込むのでしょう・・

前回の「アッコちゃんの時代」も面白かったです。
バブルの絶頂期は本当にこんな人もいたのねという感じです。
バブルの恩恵を受けていない者は、バブルに突き落とされもしない訳ね、と納得したり。

キャンティの御曹司の妻で元アイドルって誰なの？とか、どう考えても尾崎豊の事って人が出て来たり、ユーミンが登場したり、とフィクションなのか本当の事なのか、誰かに聞いてみたくなるような後味の本でした。