無意識日記
宇多田光 word:i_
 



た。当欄には珍しく時事ネタである。

当該の歌手の人はまだ容疑者の段階なのでその話はしない。しかし、対岸の火事より他山の石だ。特に僕らはこれから(イヤもう既に、か)国際的に活躍するポップアーティストを応援する立場にある。薬物の話題は避けて通れないだろう。

こんなことを書くと「アナタはヒカルの事を信用していないのか」と糾弾されそうだ(ひょっとしたら本人からもな)。が、コレは寧ろ彼女自身がどうのというより、これから取り巻かれていくだろう環境の話である。

海外のミュージシャンは地域差時代差ジャンル差はあれど薬物の問題に晒されている(なんて書いてる私はそういう現場に居合わせた事がないので以後書く事は全て伝聞に基づいている)。もう少し踏み込んでいえば、彼等にとって薬物は日本人の感覚と較べずっと身近な存在なのだ。

これには様々な背景(歴史の教科書に載っているレベルのものも含めて)があるが、わかりやすい例として、幾つかの国ではある種の薬物の所持や使用が(制限もあったりするとはいえ)合法だ、という事だ。場合によっては、僕らがその国に旅行した折になんらかの薬物(と書いてるけど単に植物採ってきた場合なんかもあるらしい。ゆるい意味で捉えてね)を摂取しても、道義的にはともかく法的には何ら責められない、という事が起こり得るのである。

つまり、例えば将来光がそんなことをしても、それが責められる筋合いは(法的には)ない。

今や日本ではアーティストが喫煙者かどうかすらイメージを左右するのだから(特にヒカルファンは結構敏感な気がする。実際は光が「私は吸わない」と昔明言しているので話題になる事は少ないけれども)、仮に国内で禁止されてる行為の経験を公にしたなら、凄まじく紛糾する事は想像に難くない。 特に宇多田ヒカル位の知名度となると背筋も凍る。まぁ実際には光はそんなことしないだろうけどね。


それより現実問題として心配なのは、これからUtaDAが共演していくアーティストたちの方である。(次回じゃないかもしれないけど、つづく)


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