無意識日記
宇多田光 word:i_
 



銀花帳を読んでたらSMLの『紫の信号が点灯って思考停止』の部分について光が詳細に解説しているインタビューが引用されていた。何が吃驚したかって、私がその記事を読んだ記憶が全くない事である。んなアホな。

しかもしかも、これから無意識日記更新するエントリー候補の中に『紫の信号』の解説も入っていたのだ。少しボタンを掛け違えていれば、光本人が既に説明している事をまるで自分が気が付いたかのようにどや顔で解説していた訳で、いやぁそんな恥ずかしいことにならなくて助かった。読んでてよかった銀花帳。(ステマかよ)

しかし、私が紫の信号の解説をしようと思ったのは、とすると、実際にはこのインタビューを過去に読んでいてその内容だけは無意識下にしまい込み、読んだという事実の方はすっかり葬り去ってしまった為、という事になる。なにしろ書こうと思っていた内容は光の喋っている事とほぼ同じだからだ。詳しい内容は銀花帳でググって賜う。(ステm

あと付け加えるとすれば、同じヴァースの違う箇所(1番と2番)、『二兎を追う者、一兎も得ず/矛盾に疲れて 少し心が重くなる』ときっちりと内容が対応している、という点についてか。赤にも青にも定まらずどっちつかず、どちらにもなれない紫、その背反性に引き裂かれて頭と心が重くなって停止していくという案配。まぁ光もそんな感じの事喋ってるけどね。

んで、だ。もしかしたら私過去にも光が既に語っている事をさも自分の言葉であるかのように記事にした事があったのかもしれない。わからない。だが、仮にそういう記事が存在したとしても私にはそういうつもりは一切なく、インタビューを聴いた&読んだという事実を忘れ去っているだけなのだ。そこのところは、わかってもらいたい。

いやしかし、ホントちゃんとたまにインタビュー記事読み返さないといけないな。銀花帳を見習おう。(最後までステマ乙(笑))

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In The FleshのギタリストとWild Lifeのギタリストの2人が学生時代一緒にバンドやってたとか何なんだ。奇遇にも程がある。そしてその事実を本人が知らなかったという。

何か単純な説明を考えれば、マット・ローディが2人の共通の知り合いだった、という展開が考えられるが、そういえばWild Lifeのバンド・メンバーのキャスティング&ブッキングってどうやって決まったんだろう。あの面子はつまり「今日本で人気のセッションミュージシャン」を宇多田ヒカルの知名度と実力と魅力をタテにして(他の言い方はないなか)時間のない中かき集めた感じで、どうにもマットが介在した痕跡がない。やはり偶然か。だとしたら凄い。この世界が案外狭いという事かもしれないが。

となると、どうしたって2人のギタリストの共通項を探りたくなってくる。が、サウンドメイキングもフレージングも素人耳には随分違うようにきこえる。以前、それぞれのギタリストの個性の違いを味わうにはSAKURAドロップスが最適だという話をした。UU06のKon, ITFのRafa, WLのJunkoという具合。しかし、未だにITF10の音源及び映像がリリースされていない為この三者三様を比較堪能できないでいる。同じバンドをやっていたくらいだから何か通じるものがないとなぁ、と思う半面、育った環境によってはマットローディのように極端な雑食(BLACK SABBATHとチック・コリアを融合させるとか)になり、異種格闘技戦こそ一興、という感性が磨かれるのかもしれない。それにしても奇縁な話である。

では光は、ギタリストたちに何を求めてきたかという事になる。どこまで人選に絡んでいるかと言い直してもいい。その光のお眼鏡にかなう"何か"を2人(や今さん)が持ち合わせているというのなら、2人が知己である事も少しばかり納得がいくのだが。

音楽の魅力というのはそこらへんにもあって、自分の内面のフィーリングを追い掛けていったら外側の世界で思わぬ所で繋がりあったりするものなのだ。アイドルの曲いろいろと好きなのを集めてみて気が付いたら全部作詞者が同じだった、とかね。理屈でなくなんとなくのフィーリングでそれが決まっていく所に魅力がある。今回もそういったケースの一例かもしれない。或いは、偶然かもしれない。潤子さんがこの件に関してマットに聞いてみると言っているので、暫し推移に注目である。

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