無意識日記
宇多田光 word:i_
 



UtaDAでポシャった企画の中で、確か"Voice Mail"というのがあった。英文メッセの中で一度触れられたきりだが、2ndの頃にはもう普通に個人撮影動画をUploadして皆が閲覧できるようになっていたから、今や"Voice Mail"というのも有り難みが薄い。別にUTUBEに音声のみの動画をUPしたって構わない訳だ。

UTUBEには既に、J-Wave出演時の動画が前後半存在する訳だが、これ今後も継続して似たような事が出来るのだろうか? この時は基本的に、六本木けやき坂スタジオ周辺まで行けばこの映像を大画面で観られた訳で、最初から撮影ありきの出演だった。光もそれなりの格好をしていた。

でも別に、これも動画が存在しないならしないで何ら困らない気がする。いやそりゃあった方が嬉しいけどさ。これからのラジオ出演音源、可能なら全部UTUBEにアーカイブしとけばいいのではないか。ラジオ局としては、1日10万ヒットを誇るUTUBEにリンクを張れるのはいい宣伝になると思うのだが。J-waveが出来たのだから、他のケースでも出来ない筈がない。

更に、UTUBEには最強の動画、クマちゃんの会社訪問がある。UtaDAが髪を洗ってるだけの動画をUPしていたが、同じようにこれからも企画動画やさりげないワンショットなど気軽にUPしていってはどうだろう。

ついでに、といっちゃなんだが過去にEMIのサイトに置いてあった動画もこちらに置いてしまえばいいと思う。オレンジタートルネックなどはすぐ出来るだろう。期待したいのは、Be My LastやPassion、Boulevard Of Broken Dreamsなどをフィーチャした配信動画の"完全版"のUPだが、流石にこれは色々難しいか。

冒頭に触れたVoice Mailのように、Webの世界では今できる事は今やらないと技術はあっという間に入れ替わっていってしまう。20代はイケイケ!!も2003年初頭という時期に実行したからインパクトがある訳で、今やってもよくあるUSTのひとつに過ぎない。いや、やってくれたら勿論嬉しいんですけどね。世間様へのインパクトの話でござる。

振り返れば、曲やツアーのBlogやTwitterへの参加など、常にここというタイミングで計画され実行に移されてきた。これはWeb参謀(船長か)の梶さんの手腕による所が大きい。彼が常にタイミングを逃さずに種々のWebツールを援用してきたから我々は目一杯楽しむ事が出来たのである

ならば、この人間活動期間中にもWebツールは様々開発されていくだろうから、コンテンツ自体は過去のものでも見せ方、提示方法をアップデートすればまだまだ隠れた需要が掘り起こせるのではないか。正直、UTUBE30動画の再生回数推移がこんなに興味深いものになるとは、私の場合浅はかにも想定できていなかった。やはり、やってみるもんである。

今回出した提案めいたものは、思いつきというか願望を述べたものに過ぎない。しかし、UTUBEはまだまだ活用の幅が広がる筈である。開設1周年に合わせて、何か(古くて?)新しい企画を仕掛けてみるのも、悪くはないんじゃないかと思うんだけどどうなんでしょうEMI&U3の皆々様方?

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UTUBEの話、Twitterで呟いただけでこちらに書くのを忘れていた。備忘録の為記しておく。

29日土曜日づけでKeep Tryin'2が100万回再生を突破、これが100万回再生19曲目である。このあと年内は100万回再生になる新しい曲があるかは微妙な情勢だが、1年足らずでこれだけの曲がこれだけ聴かれているとは何とも感激である。

そして、30日日曜日をもってそのUTUBE全30動画の総合計再生回数が4500万回を突破した。このペースで行くと年内には5000万回に到達する見込みだ。

世界は広く、たった1曲で何億回と再生されているケースもあるのだが、UTUBEの場合既に再生比率は安定期に入っており、特に新しい話題がある訳ではない。どの曲もスタンダードナンバーとして愛されていてのこの数字である。

暫くはヒカルの新曲もないだろうから、この定常状態は暫く続くであろう。新曲がリリースされれば、その時に既存曲の再生回数が増えるのか減るのかも注目である。

定常的にヒカルの歌を聴きたがっている人が新曲に出会う、というのが主なら新曲が回数を稼いだ分、他の曲は減るだろう。新曲の話題性が高い場合、全体のアクセス数が増えて既存曲の再生回数は横ばい、或いは微増するだろう。

そして、新曲効果が薄れていった時に、既存曲の再生回数が元に戻るか、増えるか、減るかというのにも注目したい。減る、というのは全体のニーズの総量が変化ないのに新曲が増えた分、1曲々々の割当が目減りする、というケースである。

つまり、UTUBEの再生回数によって、新曲は自身の人気だけではなく、それによって宇多田ヒカルというアーティストに対するファンをどれだけ増やしたか、或いは影響がなかったかをある程度測れるようになる訳である。

勿論、新曲の浸透する媒体や年齢層によっては、Youtubeへのアクセス割合は多少変動するだろうから絶対数はあまりアテにならないだろうが、相対的・総体的な変化の傾向くらいは把握できるのではないかと踏んでいる。

しかしそれも、あクマで次の新曲のPVが作られ、且つそれがUTUBEで公開される事を前提としている。日本ではなかなかお目にかかれない超太っ腹なサービス故何があって運営停止になるかもわからない。

出来れば、ファンとしては、どうせ出るコンテンツは殆ど総て購入するのだからUTUBEは是非存続して欲しいと願う訳だが、こればっかりは復帰時の通信環境の進化変化に依存するだろうから、現時点では毎日の再生回数の推移を見守りながら、まったりと映像の数々を楽しませてもらう事と致します。

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