無意識日記
宇多田光 word:i_
 



コレ愛はリスク等に通ずるウタダならではのアップテンポ曲として皆の期待に応えながら骨格と精神は翼と軌を一にするという硬軟双方の貌があった。あの切れ味がFoLにも欲しい。歌唱の新味などツアーでの成長をみればそれこそ想定内だ。何より、全力で曲と対峙するからにはそれ相応の創作者としての手応えが必要だろう。ズバリ私は未だ"今回のテーマが見えない"のだ。音の中に奥床しく潜んでるなら一聴きで把握しきれなかった事を後から悔いよう。が、桜と手紙のように保守革新表裏一体の役割を今度は同じ曲の普通版とバラード版がシェアしているのではと現時点では考える。

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新曲の感想。ほぼ最初のメロディだけで呟いた言葉。「それ前にやった。」編曲も新鮮味ナシ。出来の申し分なさは皆の反応が示す通りだが、「では何故彼女はいつでも出来ることを今やったのだろう」? 最初に連想したのがMakingLoveだった。思い入れの深い対象に曲を書くには、ただ表現すればよい。創作過程に葛藤の苦味は薄い。原作を読み込んで気に入っていたのだろうか。「BLUE」まで来た人間が一休みをする? ぼくはくまは恐らく初めて"自分から売り込んだ"仕事だった。今度はまた依頼だ。逆戻りの気配が拭えず、彼女の意図が見えない私。それだけに先が楽しみv

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