東野圭吾の「手紙」を読みました。
東野氏は「白夜行」で初めて知ったのですが、最初はお笑いの東野!?あの人そんな文才あるんかい?とビックリしたのですが、やっぱり別人でした(苦笑)
この「手紙」という作品、連休から映画も始まって、是非みたいな~と思っているのですが、映画館で見るのが最近苦痛(ごろ寝しながら見るのが一番楽なんですよね)なので、DVD出るまで我慢。
それまでの間はネタバレになってしまうが文庫版の原作でも読もうかと、書店で購入してきました。
読んでみて、主人公が容姿や歌の才能に恵まれていて、成功に手が届きそうなところをいつも兄貴の手紙が邪魔をするという展開がなんとなく安易に感じられたのですが、物語の本質はストーリーの展開そのものよりも、物語の中に延々と語られる偏見と差別、人と人とのつながり、贖罪とは・・・といったところが焦点のようです。
特に電器屋の社長さんの厳しい言葉が胸に突き刺さりました。
でも時が経ってその社長さんは正々堂々と生きるだけが道じゃない、といった選択肢も主人公に示したりと、逆の事を言ったりもします。これは爺ちゃんの優しさみたいなものなのかな~と思ったりもしましたが。
テーマはズッシリ重く、何が正しいのか難しくて正解なんてない、というのが正直なところなんですが、読んでいて涙が溢れる久々の感動作でした。これは映画も見てみたいな~!
東野氏は「白夜行」で初めて知ったのですが、最初はお笑いの東野!?あの人そんな文才あるんかい?とビックリしたのですが、やっぱり別人でした(苦笑)
この「手紙」という作品、連休から映画も始まって、是非みたいな~と思っているのですが、映画館で見るのが最近苦痛(ごろ寝しながら見るのが一番楽なんですよね)なので、DVD出るまで我慢。
それまでの間はネタバレになってしまうが文庫版の原作でも読もうかと、書店で購入してきました。
読んでみて、主人公が容姿や歌の才能に恵まれていて、成功に手が届きそうなところをいつも兄貴の手紙が邪魔をするという展開がなんとなく安易に感じられたのですが、物語の本質はストーリーの展開そのものよりも、物語の中に延々と語られる偏見と差別、人と人とのつながり、贖罪とは・・・といったところが焦点のようです。
特に電器屋の社長さんの厳しい言葉が胸に突き刺さりました。
でも時が経ってその社長さんは正々堂々と生きるだけが道じゃない、といった選択肢も主人公に示したりと、逆の事を言ったりもします。これは爺ちゃんの優しさみたいなものなのかな~と思ったりもしましたが。
テーマはズッシリ重く、何が正しいのか難しくて正解なんてない、というのが正直なところなんですが、読んでいて涙が溢れる久々の感動作でした。これは映画も見てみたいな~!