海岸の砂

人の目には映らないもの　ぼくの目でしか見つけられないもの
子供にしか感じることのできない世界　誰も見向きもしない浜の砂
いやいやそれこそ遊びと宝の山だったはずなのに

雪が積もった

たぶん雪国の人から見れば　鼻で笑い飛ばされるんだろうな
芝生の上に落ちた雪　白くて触れば溶けてしまいそう
降ったり止んだりを繰り返す　空も曇りから晴れへと忙しいったらありゃしない

さんま

秋刀魚の季節は秋？　いいえ冬です
油が落ちて引き締まったものは　こうやって干物にします
吊るしてもっと油を絞り　この地方の冬の味覚です

撮影：三重県紀北町　さんまの丸干し

水平線の見える場所

いつ見ても山と海しか無い　子供の頃”地平線”というものを見たことがなかった
高校を卒業して京都へ　街の向こう　通りの先へと沈んでいく太陽は思わず立ち止まって見ていた
その場所でしか出会えない景色　故郷であり古里であり

参照：2012年02月14日

カメラの中

カメラの中にはいつも写真が入っている
半分無意識に景色を収めているらしい　確認するまですっかり忘れていた
一本の木から生まれたフクロウ　どっしりと街を眺めなら

たんけんぼくのまち

久しぶりに展望台に来てみた
いつも通り寂れて　今にも崩れ落ちそうなくらいボロい
ただここからの景色は　ずっと好きなままだ

雨だ

また冷たい雨でやんの
だけど雨上がりは暖かくなるのかな
そろそろ寒いのにも飽きた　春が恋しいな

子供たちの想像力

子供たちの想像力と行動力　遊びを作り出す力には誰も勝てない
アメリカフウの実でこんなに遊べるなんて
壊してしまうのはもったいないから　もう少し置いておこうかな

撮影：三重県紀北町
参考：2010年03月28日

一番星

眺めていると赤い色から青い色へ
青い色はだんだんとその濃さを増して夜へと
そこに輝く一番星　ただそれだけが浮かんでいました

気の抜けた

最近気の抜けた写真が多い気がする
ただいつもこんな感じなんだとは思うけどね
仕事はシーズンオフ　ちょっと怠けぐせがついちゃったかな