きしゅっ！

仕事場のドアを開けて風を通しておいた
パソコンに向かっていると　ふと後ろのほうで”きしゅっ！”と不思議な音
よく見れば野良猫が一匹紛れ込んでた　くしゃみでもしたんだろうな

またひとつ

またひとつ店が消えて行く　その後何かが入るんだろうか
しかしここはよく名前が変わった　これで何回目だったんだろう
変わりゆく人の流れ　このままでは何も無くなってしまいそうで

鹿と雲と空の色

鹿と雲と空の色


相変わらず鹿が多くて、空には入道雲がもくもく。夏の日差しに海霧が出てきて、カエルななんだか金色だった。

海

昼間の夏の日差しを忘れるような　涼やかな空
だんだんと色を変えていく雲と　静かな波の音
踏みしめる砂利と　風を見つけた夏の始まり

海霧

あれよあれよという間に街が見えなくなった
頭をもたげた入道雲をも覆い尽くす
強い夏の日差しと冷たい海の　ここでは少し珍しい現象

撮影：三重県紀北町

今日撮った写真

いつも夜になると　その日撮った写真を並べる
これだ！　と決まるときもあればそうでない時もある
迷うほどに言葉は決まらなくなり　イメージがブレる
どうしても使わなきゃならない　そんな力のある今日の夕暮れ

空の青さを知る

ふと見上げた青い空に　白と金色が混じり始める
その景色に押されてシャッターを切るも　どうしても空の広さが伝わらない
切り取ることしか出来ない写真　もっと本当の空をここに持ってきたいのに

雨上がりの夜空に

ふと天の川に橋をかけてみたくなった
いつでもどんな時でも渡れるような
雲の上の空の果て　今日の出会いとまた次の出会いを胸に

模様？ いえ蛾です。

なんだかいっぱい集まれば　素敵なガラになるに違いない
ぶんぶんせわしなく飛び続けるよりも　とまったらテコでも動かない蛾が好きだ
じっくり構えてシャッターを切る　あぁまた蛾の写真が増える

撮影：三重県紀北町　蛾：未同定

ついすとふらわー

と書いてみたものの　その名称が正しいのかよく知らない
日本名は”ネジリバナ”　そのままだなんて言わないで
こうやって螺旋を描いた花なんて　そうそう無いんだから