<結核>壱岐の病院職員12人が感染 さらに増える可能性も /長崎
2007年10月17日(水)15:21県は16日、壱岐市の松嶋病院の職員12人が結核に感染し、うち3人が発病したと発表した。いずれも女性で、重症者はいないという。同病院の入院患者26人の健康診断を実施しており、感染・発病者はさらに増える可能性がある。今年に入って県内での結核集団感染は3件目。
県によると、今年7月に40代職員が結核性胸膜炎を発病していることが判明。今月11日にも20代職員が肺結核などに発病したとの届け出があり、全職員 43人と入院患者26人の健康診断を実施したところ、職員から新たに結核患者1人(50代女性)と感染者9人(30代~50代)が確認された。入院患者の 健診結果は近く判明するという。県は入院患者から感染した可能性があるとして、感染経路を調べている。
県内では今年5月、県北保健所管内の老人福祉施設で入所者と職員の計13人が結核に感染(発病5人)し、うち1人が死亡していたことが判明。今月に入っても長崎市内の病院で結核患者18人が発生したことが分かっている。【宮下正己】
〔長崎版〕
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