ばったり

今日、家族と買い物に出かけた先で、この仕事を始めた通いの頃から、ずっとお世話になっていた、現場の作業員を
していた方とばったり会いました。
親子ぐらい年齢が離れていますが、本当によくして貰い色々助けて貰いました。
私が退職する時も、辞める事を知らなかったと家まで訪ねて来てくれて、本当に義理がたいと云うか、こちらが恐縮
するぐらいきっちりした人。
お互い現場を離れて随分経つし、そうそう街で会うなんて事もありません。
何年かに1度ばったり会う程度でしたが、今回も本当に何年振りかと云う間がありました。
開口1番、「ちぃ～～っとも変わらないんだから！年をどっかに捨てて歩いてるんじゃないの（笑）」
これには大笑い、もうちょっとガン見したら、白髪としわも見えて来るよ～と思いましたが、元気な声の割に、身体が
ふたまわりぐらい小さくなっています。
話を聞いたら、2年の間にご主人とお義父さんを続けて亡くされたそうで。
それだけでも大変だったでしょうが、想像くなどの手続き関係もあれこれあったとか、お子さんたちが全て代行してくれた
そうですが、心身ともに疲労されたのだと思います。
何より、本当にご主人と仲がいいご夫婦だったので、ご主人の話を聞いた瞬間、私の方が泣きそうになってしまった。
まだまだ亡くなるような年齢ではないのに、本当に辛かっただろうなと思います。
詳しい話をされなかったので、話はそこで止めておきましたが、これからは私の人生を生きて行くのよ、あなたもそう
しなさいよとカラッと明るく云われて、少し安心しました。
人生は色々あるんだからさ～とも云われ、本当にそうだなと、彼女の話を聞いて思いました。
あなたに会えて元気が出たよと云われましたが、元気が出たのは私の方です（涙）。
Mさんのこれからの人生に、う～～んと楽しい事がありますように（祈念）。
そしてまた会えますように。