上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

市政を歪める北口和皇議員の不当要求に審判・・・・外部監査結果が公表

2017-11-09 22:31:15 | 熊本市議会
11月7日、熊本市議会・北口和皇議員が代表理事を務める熊本市漁協への熊本市の委託事業や補助金支出についての個別監査請求の結果が出されました。
 熊本市は、実態のない「熊本市漁協」に随意契約で毎年業務を委託、委託事業に上乗せで補助金を支出するなど、異常な支出を繰り返していました。常識では考えられないような異常な契約の数々に北口議員の不当な圧力があったことが、市議会の特別委員会で明らかになりました。
熊本市議会として、北口議員が代表理事を務める「熊本市漁協」との不当な契約の全容を明らかにするため、「個別外部監査」の実施を決定しました。11月7日、個別外部監査人より、監査報告書が提出されました。
結果は、熊本市漁協への委託や補助は「不適正・不適切」とするもので、その原因は「北口議員の働きかけ」にあるとするものでした。
北口議員の強い要望で実施された熊本市漁協への外来魚捕獲事業の委託や補助金支出に、第3者の厳しい審判が下されました。

電話1本で、即日補助金決定
 補助金は、北口議員の電話1本での要望に、即日決定。種苗放流への補助は、申請から交付まで審査された形跡がなく、北口議員の要求に応える1点で支出を判断しているのは、明白な補助制度の悪用であるとし、金額は少額の15万円であるものの「違法というほかない」と断じています。
1者見積もりで随意契約
「外来魚捕獲業務委託」は、事業決定・予算請求・契約締結・履行確認・支払いに至るまで、各手続きのすべてにあたって不適正・不適切がある。
随意契約、見積徴取は1社のみ、履行確認もせず支払いが行われているなどの異常を指摘しています。

議員権限の逸脱・政治倫理条例違反・兼業禁止抵触の疑い
 市への委託や補助の働きかけは、議員自身・親族に利害関係のある事案の議事に参与しないという自治法の趣旨から、許されない。
「特定の企業・団体に有利な取り計らいをしない」「法令を遵守し、不正の疑惑をもたれる恐れのある行為をしない」という政治倫理条例の規定に違反する。
熊本市漁協への委託や補助金支出は、市が請負をする法人の役員となることの禁止を定めた地方自治法の兼業禁止に抵触の疑い。

市政をゆがめる北口議員の不当な要求に基づき行われた不適正な契約。
3度の議員辞職勧告に従い、直ちに辞職すべきです
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1 コメント

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政治倫理委員会 (北口和王)
2017-11-10 01:11:46
今まで三回の議員辞職勧告にも関わらず市議会議員を辞めなかったことについて市議会はどのように責任を負うのか?
全員辞職して選挙をやり直すべきと思う👹

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