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診断治療指標の確認

2009-08-28 10:02:00 | 医学・獣医学
26日はスノードリーム ・ ルイ・パストゥール医学研究センターと共同研究のヒト・イヌ免疫関連指標(主にサイトカイン系が多い)が出たので疾病ごとの関連・今後の臨床応用の可能性を確認した。

ATORE検査・TcPS(Th検査)で良いこと新たに使えそうな指標も確認できた他、免疫関連皮膚疾患の責任病変の特定も確実となってきた。

福岡講演会のとき、国立成育医療センタ-・東大医科研などのマウスの実験からTh17も指標になるかもしれないと云いましたが、
今回の研究からIL-17は少なくともヒト・イヌの血漿アトピ-指標として動きが無くTGF-β1が診断・治療指標としてすぐれていると示唆されました。
これは、
low expression of the IL-23/Th17 pathway in atopic dermatitis compared to psoriasis
の「アトピ-皮膚病変ではIL-23/Th17 軸が大きく欠損している」ことが関与していると考えられます。
乾癬ではTh17細胞活性化が関与していることが知られているがアトピ-は異なること、
またアトピ-では皮膚感染症が起きやすい理由の説明もなりたちます。

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