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アトピー性皮膚炎のATORE検査

2008-03-05 07:59:55 | 医学・獣医学
ATORE検査が三つのStepに分かれているのは、

Jack-STAT3タンパク由来であるTGF-β1を測定することにより、症状がアトピー性皮膚炎によるものであるか否かをスクリーニングする。あるいはアトピー性皮膚炎の素因があるか調べる事を目的としています。

これには腫瘍系や他の疾病もあるのですが、皮膚症状とTGF-β1の測定により素因確認はほとんど問題ないこと、
フローサイトメトリー法による Th2cell/CRTh2 : Th2cellにあるPGD2レセプターの定量(アトピー性皮膚炎の根本病態が存在することの指標)CyTh3 : Th3cellのゴルジ装置など、細胞内のTh3サイトカインであるTGF-β1の定量(アトピー性皮膚炎の引き金となるもの、ステロイドなどの悪化因子を探求する)までおこなうと初回検査経費が高くなるせいです。
 
ただし、免疫系の疾患の治療は方法・治療の進行によりTh細胞の量・バランスの変化により別の疾患を起こすことがあり、
Step3まで確認が必要です。



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