You talkin' to me ? β ~野球狂のウダ~

HawksとGiants中心にああ言えばこう言う屁理屈と結果論だらけなオッサンのブログです。

ハムの踊り食いを希望したのに

2009年09月26日 | 【球場生観戦リポート】男どアホウ観戦記
今年三度目かつ最後の福岡遠征、大・天王山となる対日本ハム三連戦の二戦目を見に行ってきた。前日は何度もサヨナラのチャンスがありながらあと1本が出ずに延長12回0-0の引き分けでホークスにとっては負けに等しいドロー。はるばる見に行く以上は眼前で爽快に勝ってもらい、シーズン一位通過への望みを少しは繋いでほしいと思いながら車を玄界灘に向けて走らせたのである。

今回は朝7時に家を出たので多少時間的な余裕もあったせいか、途中宮島SAで一休みして本日の勝利を祈願。効果のほどはわからないが(そもそも何の神様だか事前調査もなく(__;))ここまでの道中は福山とここでいろんな物を食べることが出来たので我々夫婦の腹は満腹だ(宮島SAにはスターバックスや広い公園なんかもあって余所とは多少趣が異なっている)

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途中特に渋滞しているポイントもなく、予約していた博多中洲ワシントンプラザホテルに15時到着。過去2回は天神エリアでうろうろしていたので中洲方面は初めてだったのだが、これがもう道は狭くて入り組んでるわ一方通行は多いわ進入路はわかりにくいわで、入り口を見つけるのに往生してしまった。おそらくムダに一周廻ってからホテルの駐車場を発見したのではないかと思うのだが(それも裏口の方を)どうにかこうにか車を置き、チェックインを済ませた。ホテルの方はさりとて特徴のある宿ではないがツインの部屋は12階の最上階にあり眺めは悪くない(ついでに書いておくとここのホテルの駐車係の人は若者だったが実に接客態度が良くて好感を持ってしまった。前回の東映ホテルの駐車係に続きいい人に当たってくれてよかった)ということで一息ついたらさっそくドームへ移動する。

「フリキレ!」タオルとメガホンを鞄に偲ばせ徒歩数分の所にある中洲川端駅から唐人町を目指した。もう3回目(妻は2回目)ともなると慣れたものでドームまでは余裕を持って来られるようになった気がするわ(^_^;) 到着後は座席を確認して弁当を買ってから試合開始を待つ。暑さで腹減っていたこともあるがあっという間に平らげてしまった。

※今回の弁当。妻の人は川崎弁当でワシはカズミの方を。2年もリハビリしている選手の弁当が売られているのはまだまだ彼に期待している人たちが多いと言うことなのだろう。かくいうワシもその一人だけどええかげん来年は戻ってもらわんとなあ。

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※そしてインフル対策のためマスクではなくタオルを装着する妻の人。タリバン兵のお茶汲み係の人みたいになってしまった。

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スタメン発表後にゲストの中村あゆみが登場。今日の始球式は彼女がつとめた。この人ワシらとまったくの同い年だけど全然老け込んでないわ。6月のフミヤを見たときと同様少し得した気分。この場で一曲歌ってくれればもっと良かったのだけどさすがにそれはなく(__;)

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そして18:00試合開始。ホークスの先発は杉内なのでとにかく早く先制点が欲しいところだ。早めに3点取ればきっと勝機も見えてくるはずだと。

※拙攻を繰り返す打線を背負いながら一人奮闘する杉内。ウチの奥さんからはなぜか「いっこく堂」と呼ばれている・・・

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初回を0点に抑えてその裏、初めて今期1番に指名された松田からの打席だったがワシはつい油断して売子の女の子に目が行ってしまった(少し可愛い子だったので)その次の瞬間2球目を打った松田の打球はライトスタンドに飛び込む先制ホームランに!あらー、2試合ぶりの得点シーンだったのに思いっきりその瞬間を見逃してしまうとは・・・(__;)

そしてなんだかんだでゲームは理想的に進み、9回表の段階で4-2とホークスが優勢。マウンドには摂津があがりシフトも完全に守備固め。2アウトまであっさりときて最後の打者坪井のカウントも2ストライク。ひさしぶりに勝利の瞬間が見られるなあ、ヒーローインタビューは猛打賞の小久保だろうなあ、花火が楽しみだなあ、などといろんな事を考えていたのがまずかったか、なんとここからハムの猛反撃に遭い2アウトランナーなしの状態からあっという間に同点に追いつかれてしまった。落胆しているスタンドを余所に二日連続の延長戦に突入したのである。

このあとは今期のホークスお得意の勝負弱さが随所に現れ(松中もオーティズも既にベンチに下げていたし)サヨナラには持ち込めず。結局12回表にそれまで好投していた藤岡からスレッジが決勝ホームランを打ち込み、ファイターズに逆転負けを喰らってしまった。首の皮一枚で残っていた1位のチャンスも、杉内の最多勝も何もかもが風前の灯火になる瞬間をワシらは見に来てしまったようだ。

※ゲーム詳細

※動画ダイジェスト

ハムに勝ち越し点が入った瞬間ドームの中はもう悲鳴が上がっていて(人間のリアルな悲鳴というのを聞いたのは初めてかもしれんな)観客席ではまだ一点差で裏の攻撃もあるというのに帰る人がぞろぞろと。そらねえ、こんな負け方1年のウチでもそうそうある負け方じゃないし、ワシとてわざわざ500キロ以上車で駆けつけた日になにもこんな試合見せられなくてもとは思ってしまったけどねー。。。。

延長12回4時間46分の長い試合はなんの喜びもワシに与えてくれず、はああーとため息をつきつつ中洲まで戻った。途中にあったつけ麺屋で反省会(?)ついでの夜食。寄ったのは「ばくだん屋」という店だったけど、よくよく見れば広島から来ている店らしく博多ラーメンでも何でもなかったが(^_^;)味は美味しかった。

なんか美味しい物食べてなんだかんだ喋っているウチに多少気持ちも落ち着いたのか、帰りは街のウォッチングなんかもできたし(深夜スーパーへドリンクの買い出しにも行った)この時点で切り替えは出来たようだ。しかし時間を見ればもうけっこうな深夜だったのに、中洲の街はさすがに活気がある。なんとなく日本というより香港の街のそれのような(10代の頃一度だけ九龍にも行ったが、アレを思い出した)不思議なエネルギーに満ちているような気がしたが、もう少し軍資金があれば行ってみたい店もたくさんあったなあ(ホテル戻って風呂入って、さあ寝よかと思った時間がもう2時半くらいだったけど、窓の向こうに見える町並みはまだまだネオンが消える気配はなかった)

来年は2ヶ月に一回くらいはなんとか観戦に来れたらなあと思っているのだが、そろそろ勝ち試合に当たることを祈りたいものであります。


雨中の仁義なき戦い

2009年09月12日 | 【球場生観戦リポート】男どアホウ観戦記
めおと野球観戦シリーズで本日は広島・マツダZoomZoomスタジアムへ広島-巨人戦を見に行く。事前のシミュレーションでは日帰り予定のため午前中に広島市内の比治山公園に行き、そこの無料駐車場に車を置いた後徒歩10分の所にある路面電車で広島駅に移動、そこから徒歩で球場というプランだった(なにせ広島駅前だと渋滞も酷いし駐車場がなかなか見つからないというのを事前に調べて確認済みだったのだ)

比治山公園には散歩コースや展望台、さらには美術館や図書館もあると言うことで徳島人的には文化の森のイメージが近い。ここなら時間潰しに困ることもないだろうというのが選定した理由でもあったのだが、我ながら計画としては文句なしだなと自画自賛していたのである。

しかし前日から不安視されていた天候が今日の朝になっても一向に好転される気配もなく、おそらく広島市内の日中も雨だろうと。予定通りなら7時30分には家を出るつもりだったがそんなこんなで「たぶん今日は中止ではないのか」という空気が早朝から我々夫婦間でも充満しだしていた。とりあえず協議の結果、11時頃に家を出て随時携帯で試合の動向を確認しようということになった。中止の発表が出た時点でそのまま帰ることにして、旨くいけば岡山当たりで遊べるんじゃないかという代替プランを擁立。

そんなわけでダメ元気分で高速を走るが雨は瀬戸大橋当たりでモノスゴイ降りになってきて(__;)視界もどんどん悪くなってくる。こらアカンなあと思いながら助手席の妻には数分おきに広島カープの球団事務所が用意している試合情報ダイヤル(その日の試合情報が自動音声で定期的に更新されている)へ電話してもらい開催情報を確認してもらうが中止の決定には至らず、結局広島県内にはいるまで判定の有無はつかない(アナウンスでは両チームの先発発表があり、試合をやる気はありそうだった)

とりあえず途中立ち寄った福山SAで美味いもの(「リトルマーメイド」のパンがなかなか美味しかった)をいろいろ買って車中で食い続けて、ついに広島市内へ到達。都市高速へ入ろうとした次の瞬間、妻の人から「テープが中止になったって言うてるデー」というお言葉を頂戴(__;)うむー、結局広島まで来たやん!と落胆と小さい怒りに打ち震えながら「せっかくだから広島をブラブラしてから帰ろう」とひとまず気持ちを切り替えた。

当初の係留地予定だった比治山公園を経由してせめて球場を見てから帰ろうとそのようにコースを取るが、広島駅近くまで来ると酷い渋滞になっている。どうやら球場に客が埋まってから中止が決まったらしく、明らかに球場帰りと思われるカープのユニフォームを着た人たちがわらわらと歩いていた。雨に濡れながら試合開始を待っていた彼らに比べればワシらはまだマシだったかもしれないなと思いつつ、車は比治山公園に侵入した。

公園自体は市街地の真ん真ん中に突然小山がどおんと派生しているような印象で、徳島で例えると小さな眉山と言った風情かも。車を置いて園内を散策し美術館で小一時間、さらに隣にある自治体運営にしては珍しいまんが図書館なるところにも寄ってきた。予想通り感動するほど面白い設備ではなかったが(まんが図書館は少々窮屈な建物だったし)十分暇つぶしには使える。次来たときもぜひココを使用するようにしよう。

※まんが図書館正門前

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※展望台から見た広島市内の眺め

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時刻も夕方近くになり閉館時間も迫っていたのでワシらはここで退場。帰りはマツダスタジアムの廻りをぐるっと一周してから高速へ戻った(中には入れなかったがなかなかきれいな球場。今年のウチにも一回来れたらエエのお)皮肉なもので比治山公園からの帰りはずっと快晴(__;)日頃の行いが悪かったのでしょうかねえ。まあ遠方へドライブしたと思えば十分楽しい一日ではあったけど。

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