You talkin' to me ? β ~野球狂のウダ~

HawksとGiants中心にああ言えばこう言う屁理屈と結果論だらけなオッサンのブログです。

今回は予想不可

2013年03月09日 | 【TV観戦記】六畳一間のネット裏席
更新サボってる間にキャンプインはあるはオープン戦は始まるわ、しまいにゃWBCも開幕してエライことになっておるのだが昨日の台湾戦は必死のパッチでなんとか日本が勝利した。

このWBCではこれで公式戦が4試合目となるが、ようやく内容のあるゲームを見せてもらえたなという気分である。しかしまあたぶん見ている野球ファンはみんな感じていることだと思うのだが、今回のチームがメジャー組ゼロで国内組のみで構成されているからといって顔ぶれにはなんら問題はなく、現状では最強メンバーと言える布陣にも拘わらずどうしてこう個々の能力を生かしてゲームの中で機能させることが出来ないのかというもどかしさがあるのだ。

端から見ていると言いたくはないがベンチワークがあまりよろしくないという所に行き着いてしまい、例えば昨日の台湾戦でも相変わらずランナー出れば判をついたようにバントという(特に糸井にやらせたときはテレビを見ながらなんて勿体ないことをさすのかと叫んでしまったよ)ほぼ無策な攻撃を繰り返し(ここは梨田の仕事か?)継投も常に後手後手に廻る危機回避能力の低さ(これは東尾だな)結局勝ちの決め手になったのは勝負所で自己判断によるスチールを決めた鳥谷のおかげであって、あの場面でもベンチは特に何もしていなかったと思われるのだ。

今回のWBC首脳陣は各人実績も十分にある人たちではあるけれども残念ながら現場から離れすぎていた弊害が随所に出ているような気がしてしまうのである(梨田はまだ辞めて2年だけどねー・・・)特に監督である山本浩二がほぼ置物のように動かず、リアクションが全くない(圧倒的に強いチームの監督なら説得力ある態度だけど)のを見ているとベンチの中で選手達はどんな気持ちでいるのだろうかと心配になってしまうほど。

せっかく良い勝ち方をして弾みをつけたんだから明日のオランダ戦では選手だけではなく、ベンチにももっと熱くなってもらいたいと僕は声を大にして言いたいのである。