憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

12月23日 小室圭氏のネガティブ記事が止まらない。

2020-12-23 22:22:04 | 小室
週刊文春2020年12月31日・2021年1月7日号
小室圭さんにイジメられ高校中退 被害女性告白

いや、もう、事実関係がどうであれ、ここまで書かれた男が何を言っても私を含めて世間の信頼を回復することは難しいだろう。
そろそろ、上芝弁護士が「名誉毀損」を持ち出すころかな?
文春もそんなことは想定済みでしょうが。

Newsポスト2021年1月1日・8日号
小室家の金銭トラブル 返済しても解決する話ではなくなった

秋篠宮殿下の「結婚を認める」発言以降、小室圭氏と佳代さんへのネガティブ報道は止むどころか前より激しくなってきた。

コロナ対策についての激しい論議が毎日報道される傍ら、途切れなく小室母子のネガティブな記事も続く。
それでも、全てを手にして二人は結婚するのだろうと、私は思う。
一連の行動を見ていて眞子内親王のメンタルの強さが並外れていることに気が付いた。俗な言葉でいえば図太い。小室母子もそうとう図太い。
なんだか眞子内親王と小室圭さん、図太さ繋がり婦唱夫随(わざと変えています。夫唱婦随の間違いではありません。)のお似合いのカップルに見えてきました。
強い母の庇護のもとで生きて来た小室のような男性は、母のように強い女に引き回されないと生きて行けないと言う例も世間には珍しくありません。

ここまで評判が落ちた相手をどのように格好付けて内親王と結婚させるのか。
秋篠宮の御苦労がしのばれます。
でも、どんなに悩んでも殿下は結局は眞子内親王の心が変らない限り結婚させるのでしょうね。もちろん納采の儀も恙なく行って、内親王らしく。

ゴシップ記事

2020-12-23 17:10:34 | 皇室
12/22発売 女性自身2021年1月5日・12日号見出し
眞子さま窮地 「小室母子と親戚はイヤ!」 皇族から総スカン 

ネットニュース 女性自身
上皇陛下「おじじさま」と呼ばれて…初孫・眞子さまへ29年の愛情
12/23(水) 11:06配信

上下共に「げなげな話」。記者の憶測記事でしょう。
上は読者の中高年女性がさぞ溜飲を下げたであろうという記事。
下は上皇の誕生日を祝う綺麗な記事。
誕生日に綺麗な記事を書こうとしても、最近の上皇自身にはネタになるようなことが全く無いということが解る。
香淳皇后の晩年と同じご病気なのでしょう。
ならばお察しして、そっとして差し上げればよいのに、誕生日を祝う記事にこんなことを絡めてくる意図とはなんでしょう?

'17年9月3日にお二人の婚約は内定となる。 
「当時天皇だった上皇陛下が裁可されたことで、眞子さまと小室さんの結婚が内定しました。上皇陛下と美智子さまは、皇居の御所で秋篠宮夫妻と眞子さまからごあいさつを受けました。その時に初めて、小室さんとも対面されたのです。天皇陛下は初孫の慶事に、始終和やかなご様子でした。秋篠宮ご夫妻にも、『おめでとう、良かったね』と声をかけられました」
上皇陛下は同年、84歳の誕生日に際しても「私たちの初孫である、秋篠宮家の長女眞子と小室圭さんとの婚約が9月に内定し、来年11月に結婚いたします。大変喜ばしく、二人の幸せを願っています」と、眞子さまを祝福されていた。 

失礼ながら、当時から判断力が低下していたのではありませんか?
上皇陛下が今の惨状を知らずに夢の世界へ入られたことはお幸せだったと思います。
しかし、何のためにこの時期「天皇の裁可」を改めて強調する記事を出したのか。
「あの頃が華だったね。天皇から御言葉も頂いて我が世の春来る。まさかこんなことになるとはね。(お気の毒様。ざまーみろ)」という小室への意地悪なのか。
「天皇の裁可があるのですよ。憲法に保証されているのですよ。嫌でも受け入れるしかないっしょ!(何を言ってもムダムダ)」と、結婚に反対する者を嗤っているのか。
そのどちらでもないのか。

ジェンダーフリーは良い思想。でも男女不平等では「天皇」を測ることはできません。

2020-12-22 22:33:00 | 天皇
世の中には、大小様々色様々な沢山の物差しがある。
誰でも物差しを持っている。私も持っている。
ジェンダーフリーもそんな物差しのひとつでしょう。私も解決したい問題によってはジェンダーフリーを使うこともあります。

ジェンダーフリーは「従来の固定的な性別における役割分担にとらわれず、1人ひとりが自由かつ平等に行動、選択をできるようにしよう」という考えです。 
ホッパー女史などは相手がジェンダーフリーや平等を口にしただけで、相手をアカ、サヨクと決めつけて蛇蝎のごとく嫌うが、ホッパー女史御自身が家庭を持って働く職場でその立場でいられるのは、まだジェンダーフリーという言葉が無い時代から女性の先人達が社会の偏見にめげずに女性の立場を良くする努力を重ねてきた結果であり、次第にジェンダーフリー的思想が広まって来たからでしょうに、と、私は見ていて思います。

プレジデントオンライン12月21日に、ジェンダーフリーをもとにした男女不平等で「天皇」を測る記事が掲載されていた。
筆者の大門小百合さん(本名田中小百合、夫君は田中宇氏)は、出身校も素晴らしく華麗な経歴のかたです。
御優秀伝説の皇族の方々と違ってこういう方こそ本当に頭の良い方、優秀な方でしょう。
頭の悪い私など到底大門小百合さんの足下にも及びません。
でも、大門さんに私は言いたい。
男女不平等では「天皇」は測れません。男女不平等で「天皇」を測らないでください。と。

「今回の騒動は、日本の皇室は世界で最も脆弱な王室であるということを思い出させるものだ」 ニューヨークタイムズ 
この記事だけでなく、眞子さまのご結婚をめぐる話を報道した海外のメディアのほとんどが、日本の皇室が年月とともに縮小(shrink)している点に言及していた。 

皇位継承の先行きに不安があることは、海外から指摘を待つまでも無く、日本の国内でも知られていることですが、海外メディアがなぜ日本の皇位継承の先行きに興味を持つのか。
大門さんに解説をお願いしたいところです。

2005年11月には小泉純一郎内閣が女性・女系天皇を容認する報告書をまとめ、2012年には野田佳彦内閣が「女性宮家創設」を含む論点整理を公表した。しかし、その後、残念ながらそれらの議論の進展はない。 

議論の進展が無いというより、悠仁殿下が誕生して、女系天皇の容認と女性宮家の創設が早急の課題ではなくなったからでしょう。
小室圭氏の登場で、女性宮家に対する国民の懸念が大きくなったので、頓挫。

女系天皇では、古代から先祖達が護ってきた「天皇」では無くなってしまいます。そして女性宮家は女系天皇へ繋がる制度です。
頓挫して本当に良かったと思いますが、まだまだ安心はできません。
性懲りも無く「皇女制度」など、そっと出して来たりしますから。

日本の皇室のお手本にもなってきたイギリスでは、300年以上続いた男性優位の王位継承のルールが2013年に改正された。今の時代にそぐわないルールは変えるべきだという理由からだ。

明治の日本が手本にしたのは、英国の「立憲君主制度」でしょう。
でも、明治政府は手本にしたというより、参考にしたというほうが当たっているのではないでしょうか。
皇室が手本にしたのは、西欧王族の暮らしぶりと西欧社交界のマナーでしょう。
天皇の名代としてヨーロッパの王室を訪問旅行(新婚旅行)した高松宮妃殿下は「西洋の王より日本の天皇のほうが勝っている。」「日本の天皇と違って国民の人気を気にしなければならない西洋の王は気の毒だ。」というようなことを日記の中で繰り返し書かいておられます。
高松宮妃殿下のような考え方が当時の皇室の西欧の王室を見る見方ではなかったでしょうか。
煌びやかな西洋文化を目の当たりにしても妃殿下は「日本にも、日本の皇室にもこれ以上のものはある。」と意気軒昂です。
昭和天皇は若き日の欧州旅行でイギリスを訪れた際、高松宮妃殿下とは違う感銘を受けられたという話もありますが、それは又別の機会に。
取りあえず、日本の皇室はイギリスの王室に傾倒するばかりで何でもイギリス風にというわけでも無かっのではないでしょうか。

イギリスの王室の気風と日本皇室の気風は違う。(日本の皇室の気風のほうが上の部分もある。)
これが明治以降少なくとも、終戦までの皇室を覆う考え方で有り、終戦後も長く日本人の一般的な認識であったように記憶しています。

それまでは王位継承者は、王の直系の子孫の最年長の男子と決められていて、男子がいない場合のみ最年長の女子が王位を継承できるとしていた。現在のエリザベス女王2世がこれにあたる。 
直系の子孫がいない場合は最近親の傍系の男子の子孫が優先されていた。しかし、2013年王位継承法により、男女関係なく女性でも王位継承の上位につくことができるようになったのだ。たとえば、現在のウィリアム王子とキャサリン妃の第2子のシャーロット王女は弟のルイ王子よりも皇位継承順位が上になる。 

なるほど。最近秋篠宮殿下、悠仁殿下を傍系傍系という声が多いのは、イギリス王室がこういう制度を取り入れたことも一因なのですね。
秋篠宮は平成の天皇の直宮です。
傍系というのなら、三笠宮、高円宮でしょう。

王位の継承と皇位継承は継承するものが違います。
王位の継承は、「王権」の継承を意味しますが、皇位の継承は、「○権」の継承ではない。
そこが全く違うところです。
皇位の継承が「○権」というものの継承なら、ジェンダーフリーの見地から女性にも継承権があるかないか、という論議をすることは正しい。
しかし、天皇から天皇へ継承されるものは「○権」というような、身体から離れてそれだけで存在する。というものではない。
古代の天皇から天皇へ継承されてきたものは「貴種」です。貴種を受け継ぐ男子のみが天皇となることができる。
男系男子継承を支持するかたがたは、「Y染色体が」と、おっしゃるがY染色体で「貴種」を語るのは少し違うのではないかと思います。

古代、「貴種」というものの存在を信じ、天皇に「貴種」を見た人々の歴史が今に続いている。それが日本の天皇の歴史です。
西洋の「王権」の継承とは根本から違う世界観によって貴種の継承は続いてきた。
貴種は大地に播種されなければ、次代に貴種を伝えることはできません。
大地は貴種を得なければ、貴種を育むことはできない。貴種と豊かな大地というおおらかで清らかな古代日本人の世界観は「権利」という思想では測ることができません。測るべきものでもないでしょう。
イギリスの王室が「王権」の継承順位をどうきめようが、それは日本の皇位継承とは関わりのないことです。
継承の根本的な部分が違うからです。

インドのインディアン・エクスプレス紙は、日本の皇室について「歴史家や学者が皇室における女性のステータスや役割について真剣に考えるべき時がきているといっている。男系による皇位継承にこだわり続けていると、いずれ皇室は消滅してしまうからだ」と述べている。

インドの女性の社会的地位の低さによる悲劇は日本にも伝えられ、心を痛めてる日本人もすくなくありません。
漏れ聞くところによれば、男女差別以前にインドの身分格差も凄まじいとか。
皇室の消滅を心配してくださるのは有り難いですが、それより前にジャーナリズムとしてお国の中でなさることはあるでしょうに。
男系に拘るのは、男尊女卑の思想からではありませんので、そこのところをよろしくご理解いただけますように。

 
眞子さまの結婚の話が今後どうなっていくかわからないが、間違いなくこの「おとぎ話」には日本の皇室が避けて通れない問題が残っている。海外メディアの率直な指摘を真摯に受け止め、今後どうしていくべきかの本格的な議論を早くスタートさせてほしいと、多くの人が思っているのではないだろうか。 

海外メディアの的外れな指摘を振りかざして、女系天皇を認めろ、といわれてもね。
今後どうするか、考えろって?「男系男子」による皇位継承を安定させるべく、早く手を打つ以外になにを考えろとおっしゃるのでしょう。

平成、令和の○カップル・・・動揺が迷いに迷いが清明になるとよいですね。

2020-12-21 15:07:44 | 小室


今から25年ほど前の芸能界に○カップルと謳われて週刊誌のネタになった2人がいたことを、まだ幼かった御二人はご存じないでしょう。
今、現在、お二人が○カップルと言われないのは、ひとえに眞子内親王の御身位ゆえでしょう。

千年有余、天皇の御先祖方、我々国民の先祖達が大切に護ってきた天皇の歴史があるから、眞子内親王の内親王という御身位も尊重されるのです。

口から出そうになる「○カップル」という言葉を皇室への敬意、御身位への尊重から、飲み込んでいるかたもいらっしゃるでしょう。
私は、皇室への敬意、御身位への敬意があるからそ、ハッキリと○カップルと申し上げましょう。
天皇を仰ぎ見、皇室に敬意を持つなら、このお二人にハッキリと○カップルと言ったほうが良いのではないでしょうか。
「○カ」と叩かれる恋人を庇う強さを持つ人でも、「あなたもあの○カと同類。」と蔑まれると動揺することがあります。○カップルと言い続ければ御姫様の目も覚めるかもしれません。

週刊ポスト2021年1月1日・8日号 
これまでの報道の総集編ですが、「美智子上皇后は最初から小室氏に懸念を持っていた。」事をあらためて掲載しています。

小室圭さんが嫌われる理由「皇室の名前を利用」に世間反発か
 (NEWSポストセブン12月21日配信

宮内庁内では“小室フィーバー”当時から心配の声が上がっていたという。宮内庁担当記者が言う。 「9月の婚約内定記者会見で、眞子さまが小室さんを『太陽』に、小室さんは眞子さまを『月』にたとえた。これには宮内庁関係者から『皇室への敬意が感じられない』『何様のつもりか?』と反発の声が上がりました」 

〈中でも美智子さまは当初から、圭さんで大丈夫か、と心配されていた。婚約情報が出た当初、圭さんがぶら下がり取材に応じ、眞子さまと「行ってきます」と電話で話したことをペラペラと喋ってしまい、皇族と結婚することの意味を圭さんは理解できていない、とお考えでした〉(『週刊文春』2020年12月24日号)

借金トラブルが解決しないままの渡米は〈小室圭さん「NY超セレブ大学留学費用」は誰が出す“敵前逃亡”に秋篠宮さまの不信感〉(『女性セブン』2018年7月26日号)とも報じられた。 

さらに7月5日には留学先のフォーダム大学がホームページ上で、〈日本のプリンセス・マコのフィアンセであるケイ・コムロが入学へ〉と表記したことに、宮内庁が「婚約者ではない」と異を唱える事態も。


「小室氏は年間650万円の授業料が不要となる返済不要の奨学金を受けている。正式に婚約すら済ませていない民間人が皇室の名前を利用して優遇を受けたのではないかと世間に受け止められたのです」

「太陽、月」には、私も驚いた。皇室の祖先神天照大神を思えば、太陽に喩えられるのは当然眞子内親王のほうでしょう。
この男性は天皇のことを何も知らないのか、とちょっとガッカリしましたが、あの問答は眞子内親王と二人で考えて想定問答の練習までしていたとか。
内親王まで嬉々として男を太陽に喩え、西暦で日付を言う。(皇室のグローバル化を目指すにしてもせめて年号で言い、西暦を言う細やかさが欲しいところです。)
終始男を気遣わしげに愛おしそうに見やる内親王の眼差しが印象に残る御二人の○カップル度が際立つ会見だったと、今は思います。

美智子上皇后が、婚約当初の小室の態度に懸念を抱いたという記事は、当初からあり、その後も時折「御懸念を持たれている。」という報道は出ていましたが、そんなに懸念を持たれていたのなら、何故、ここまで放置されているのでしょう。
「ちょっと嫌な感じのひとね。」というくらいのお気持ちで、まさか此処まで国民から反発されるとは思っていなかったのでしょうね。

秋篠宮殿下も眞子内親王も美智子上皇后も、憲法を持ち出せば国民は反発を飲み込んで認めて呉れる。という見通しだったのか?

法律は倫理に基づいて決められた最小限のルールです。
二人の結婚はルール違反ではないが、小室母子は世間の倫理観を逆なでする。
日本人の持ちうる倫理観道徳観の象徴でもある象徴天皇と倫理観に問題がある母子が縁戚になることを国民はどうにも受け入れられない。
国民は二人の結婚に精一杯の倫理観道徳心で反発しているということに、皇室の方々は気付いていないのではないか。

コロナ禍の中にあっても、二人の結婚は諦めからの祝福モードにもならず、無視もされず、相変わらず小室圭氏に対してネガティブな報道が途切れなく続く。
「結婚を認める。」と発言した以上、国民からどんなに反発されても破談にもできず。「何かが変ってくれ。」と祈りたいのは、秋篠宮殿下も国民も同じかもしれない。そんな国民のモヤモヤも何処吹く風の御二人。どこから見ても私には○カップルに見えます。

補足:12月17日天皇皇后リモート訪問先の会社名

2020-12-20 19:36:09 | 公務
18日に記事を書いていた時点では知らなかった会社の名が判明した。

12月17日 天皇皇后両陛下が障害者週間にリモート訪問されていた会社の情報。
エプソンミズベ株式会社(長野県)
障がい者雇用促進を目的として設立されたセイコーエプソンの特例子会社である。 
・・・どおりで従業員の7割以上が障碍者のはずです。始めから、「それ」目的でつくられた会社だったのですね。
中小企業が助成金で安く使える障害を雇ったのかと想像していましたが、違っていました。関係者にはお詫びいたします。
親会社は誰もが名前を知っている大企業。大企業が内外向けのアピールのためにつくった広告塔的会社ですね。
TOPの人脈もあるでしょうから、陛下ご訪問の白羽の矢も立つはずです。
セイコーエプソンもエプソンミズベもアビリンピック(全国障碍者技能大会)に選手を出し、入賞者も出しています。
昭和56年第一回国際アビリンピックの名誉総裁は、当時皇太子であった上皇でした。
2007年ユニバーサルアビリンピックの名誉総裁は、当時皇太子であった天皇でした。
アビリンピックは「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」が開催しています。
と、なると人脈は厚生労働省関連ですかね。

大企業の広告塔として造られ、環境も待遇も恵まれた会社に就職できるかたは障碍者の中でも恵まれた障碍者でしょう。
その中から、選ばれてお声がけを受けるかたは、「何か」に恵まれたかたなのでしょうね。
広告塔会社を視察して、選別された障碍者のかたにお声がけしても、全国の障碍者の置かれている状況は見えないのではないでしょうか。
このようなご訪問公務は、「国民に寄り添う」という御言葉とはうらはらに政治家や企業の箔つけと国民に対するエクスキューズ(私、国民に寄り添っていますからね。)のためにされているのかしら?と、私、思ってしまいます。

■特例子会社制度
企業が障害者の雇用に際し、特別の配慮をした子会社を設立し、一定の認定要件を満たしていると管轄の職業安定所長の認定を受けた場合、この子会社の労働者を親会社の労働者とみなし、親会社が雇用する労働者数に加えることができる制度。特例子会社を持つ親会社については、関係する子会社も含め、グループ全体を親会社に合算して実雇用率を算定できるグループ適用がある。

ひらたく言えば、、、親会社が障碍者を雇用しなくても、特例子会社をつくって障碍者をそこに集めておけば、企業グループ全体でその頭数を分け合うことができるので、親企業グループの企業それぞれが障碍者を雇わなくても、国が義務化している障碍者雇用率をクリアできるということでしょうか。
障碍者の雇用を雇用率も定めて義務化し罰則も定めるということは、そうでもしなければ障碍者の雇用は進まないということでしょう。
何かと手がかかる障碍者を排除して現場をバリバリ動かし、かつ、国から課せられた義務も果たすことができる。障碍者自身にも悪い話では無い。誰が考えたかは解りませんが上手い方法ですね。
特例子会社が認められるには何かと面倒な条件があり、厳正な審査があるようですが、面倒な条件、厳しい審査があるものほど、通ればそれなりの「旨み」があり、面倒な条件、厳しい審査も「何か」があれば、その企業を手取足取り指導というか、誘導して通してくれるものなのだということは大人の常識でしょう。