宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「我らの主の ゲッセマネの園における苦悶のロザリオ」

2021年01月17日 | Weblog


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アンネリーゼ・ミシェル(1952年9月21日 – 1976年7月1日) は
1975年にカトリック教会の悪魔祓い儀式・エクソシズムを受けたドイツ人の女性で、
この年の翌年、1976年に逝去した。

この事件で行われた悪魔祓いの儀式は、400年前の儀式書によるもので、
そのいくつかは18世紀以来、滅多に見られないものであり、
このようなカトリック教会の異例とも言える決定がマスコミの注目を浴びた。

映画 「エミリー・ローズ」 はこの事件をモチーフとして取り入れている。


アルト神父は アンネリーゼが悪魔に支配されているために苦しんでいると確信し、
地元の司教に対して悪魔祓いの儀式を許可してほしいと訴えた。

1975年にアンネリーゼが書いた神父宛ての手紙には
「私には何でもありません。私に関することはすべて、うぬぼれです。
私がすべきこと、私が解決しなければならない。あなたは私のために祈ってくれる。」

そしてアンネリーゼは一度、神父にこう言った。
「私は、他の人のために苦しむことをのぞみます...しかし、これはとても残酷です。」

レンツ神父は同年9月24日に悪魔祓いの儀式で最初のセッションを行った。
アンネリーゼの両親は医学的治療を探すことを止めて
悪魔祓いの儀式のみに頼ることとした。
悪魔祓いの儀式の67セッションは、
1975年から1976年にかけて約10ヵ月間、1週間に1、2回のセッションが行われ、
そのセッションは最高4時間かかるものだった

アンネリーゼは
「今日の我儘な若者たちや、
現代におけるカトリック教会の背教的な司祭たちのために、死んで償うこと」について話し始め、
それは日を追うごとに増えていった。
そして最後まで食べることを拒んだ。

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(アンネリーゼを通じて語ったルチフェルの言葉)

「ああ もしお前らが それ(地獄)がどのように
下方にそびえているかについての
心の目を持っていればなあ!

ファティマの幻視者の子らは それ(地獄)を見てきたのだ。
もし お前らが 心の目を持っていれば、
お前らは 昼も夜も聖所にてひざまずくだろうよ。

あの高き婦人が 俺に強いるので
俺は これを言わなくてはならないんだ。
高き婦人とは 聖母を指している。」


(アンネリーゼを通じて語ったネロの言葉)

「お前らは ファティマの啓示に従わねばならない。」


(アンネリーゼを通じて語ったユダの言葉)

「(イエズスの)聖顔は 崇められなければならない。」

「守護の天使というやつは 昼も夜もお前らの近く 後ろにいる。
こんにち 人々は 守護の天使を信じていないが、
守護の天使というやつは 俺達の敵どもだ。
俺は 奴らが嫌いだ。」


(レンツ神父とルチフェルの10月のやり取り)

※毎年10月は カトリック教会暦における ロザリオの月

(ルチフェルが述べる)

「このロザリオの月だが それを唱える者はわずかだ。
なぜなら教区の司祭が それは新しくないと考えているからだ。
奴らは 何と愚かなのだろう!
もし奴らが その重要性を知ったならば!
それは サタンと俺達に対する強力な武器だ。」


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【我らの主の ゲッセマネの園における苦悶のロザリオ】

■十字架の処で「使徒信経」を誦す。

■この第一連にて 我らの主の ゲッセマネの園にて
苦悶したまいしを黙想せん。

「主祷文」を5遍誦す。

1遍誦す。

「イエズスよ 我らのための力と保護をこい願わん。」



■この第一連にて 我らの主の ゲッセマネの園にて
苦悶したまいしを黙想せん。

「主祷文」を5遍誦す。

1遍誦す。

「イエズスよ 我らのための力と保護をこい願わん。」



■この第二連にて 我らの主のユダより裏切られたまいしを黙想せん。

「主祷文」を5遍誦す。

1遍誦す。

「イエズスよ 我らのための力と保護をこい願わん。」



■この第三連にて 我らの主の 捕らわれたまいしを黙想せん。

「主祷文」を5遍誦す。

1遍誦す。

「イエズスよ 我らのための力と保護をこい願わん。」



■この第四連にて 我らの主の 司祭アンナの前に
引き出されたまいしを黙想せん。

「主祷文」を5遍誦す。

1遍誦す。

「イエズスよ 我らのための力と保護をこい願わん。」


■この第五連にて 我らの主の 大祭司カイアファの前にて
尋問されたまいしを黙想せん。

「主祷文」を5遍誦す。

1遍誦す。

「イエズスよ 我らのための力と保護をこい願わん。」




■この第六連にて 我らの主の
侮辱され 打たれたまいしを黙想せん。

「主祷文」を5遍誦す。

1遍誦す。

「イエズスよ 我らのための力と保護をこい願わん。」



■この第七連にて 我らの主の
ペテロより否まれたまいしを黙想せん。

「主祷文」を5遍誦す。

1遍誦す。

「イエズスよ 我らのための力と保護をこい願わん。」


■この第八連にて 我らの主の
議会によって裁かれたまいしを黙想せん。

「主祷文」を5遍誦す。

1遍誦す。

「イエズスよ 我らのための力と保護をこい願わん。」

1遍誦す。

「おお 生ける天主の御子(おんこ)イエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 司祭にして あがない主(ぬし)なるイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 悲しみの人なるイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 30デナリで売られしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 死ぬるほどに苦しみたまいしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 血の汗にまみれたまいしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお ユダの接吻にて裏切られたまいしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 罪人(ざいにん)の如く捕らわれ
   縛られしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 弟子たちに見捨てられしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 偽証人に告発されしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお ペトロよりみたび否まれしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 死罪なると宣告されしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 鞭打たれ 唾きによって覆われしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 拳にて打たれしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお ピラトによりて鎖で引き出されしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお ヘロデによりて 嘲笑(あざわら)われしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 侮辱の傷で覆われしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお いばらの冠をかぶりたまいしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 死刑を宣告されしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 重き十字架をにない 
   子羊のように責め苦を受けたまいしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 衣服を はぎ取られしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 十字架に釘付けにされしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 二人の罪人に囲まれしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 十字架上で嘲笑され 冒辱されしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 十字架上で従順に死したまいしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 槍にて刺し貫かれしイエズスよ 我らを憐れみたまえ
おお 十字架より降ろされ 御母に抱かれ
   墓へと運ばれしイエズスよ 我らを憐れみたまえ

世の罪を除きたもう神の子羊
主よ 我らを赦したまえ

世の罪を除きたもう神の子羊
主よ 我らの願いを聞き入れたまえ

世の罪を除きたもう神の子羊
主よ 我らをあわれみたまえ。」

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