
時には 一見心霊的なものとは無関係の土地や場所で、
日時や場所などの条件が重なり、
祟る存在に憑依されてしまうケースが報告されています。
その場合、通常の祓いで祓う事は難しく、
また霊感のある人であっても 祓う事は非常に困難であったりします。
【黒夜神眞言】
この眞言を誦す人は 鬼害を受けないとされる。
「ナモ・サンマンダ・ボダナン・キャララタンリエイ・ソワカ。」
以下 ネットに投稿されていた体験談ですが、
今まで読んだ他の体験談では 祟る存在のいる場所で放尿した人は
数年後に亡くなっているようです。
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去年、太平洋側の海に友達たちと旅行にいったんだ。
地名とかは言えないけど海も山もあってとってもいいとこだった。
そこは友達の地元で実家に皆でお世話になる計画で会社の夏休みを利用して行ったんだ。
昼は何事もなくふつーに海で楽しんだ、
夜は浜でバーベキューしながら花火やろーぜって事になってたから一度休憩して夜をまってた。
オカルト好きな俺は
ばっちゃ「夜のあの浜は近づいちゃなんね」
的な展開を期待していたんだけど、そんな事無く向こうの家族も見送ってくれた。
夜になりバーベキューもあらかた食べおわり、
花火をしている時にトイレに行きたくなった俺は、少し離れた岩場まで用を足そうと向かった。
岩場まで行くと、ちょっとした入江?みたいになっており、
俺は大きな石の前に立ち、なんとなく入江を見ながら用を足していた、
ふいに「ザバァ」という音と共に、何かが岩場に上がって来た。
素潜りの漁師か海女さんか?と思い、暗闇の中、
気配を感じる方を見ていると誰か海から上がって来ていた。
ホントの暗闇のなか微かな海岸線の道路からの街頭からの灯りに浮かんだ人影が見えた。
何か棒見たいなのをガリガリ岩場に引きずりながらゆっくり歩っている、
よく見ると真っ黒い布をすっぽりかぶった様な格好だった。
漁師とかじゃないな、とか妙に冷静に目が釘付けになっていると顔?
と思われる部分がこっちを向いた、目が合った!!と思った。
ここで一気に本能が恐怖を感じた、やばい、怖い、多分人間じゃ無いぞ、みたいな。
暫く目が合ったままだったと思う、目は見えなかったけど、向こうも俺に気付いてた。
そこで友達が来て声を掛けて来た
我に返った俺は友達にそいつの存在を伝えたがもういなくなってた
、ヒビリめ、と茶化された。
実際霊というかそうゆう存在を初めて見た俺は浮かれてた、
その旅行ではそいつについてはもう誰にも言わなかったが、
帰ってから弟と友達に話しまくってた。
暫く何事もなく過ごしていたんだけど、
夜中に目が覚めた時部屋の真ん中辺りに人影がある事に気が付いた。
シルエットから海でみたあいつだってわかった、
恐くなったおれは布団に潜り込みずっと隠れていた、
カチカチと歯を噛み合わせるような音が暫くしてたが、
サッシの開く音がして恐る恐る覗いてみたらもう人影はなくなってた。
その変な奴がついてきちゃったってことに気付いて恐くなった。
それから日常的にそれの気配を感じたり見たりした、
鍵開ける時隣に立っている、運転してると道端に立っている、
実害は無いけどつきまとわられていた。
少しずつ俺の神経は擦り減っていった、
霊感あるって言ってる奴も何も気づかない
話してるとき隣に立ってたのに…
焦燥して仕事もうまくいかない、精神科にもいってみたりしたけどだめだった。
そこで会社に休みを貰い実家に帰って親とかに相談して見ることにした。
最初は信じてくれず、
疲れてるとか仕事のせいでそんな妄想しちゃうんだよとか言われ、相手にされなかった。
じいさんばあさんも全然興味無し
結局無駄足かと思ってたら弟が友達で本物居るから連れてくるわって言ってくれた。
本物って霊感がってことね、んでその人とファミレスで待ち合わせる事になった。
予定の時間より20分位してから弟とその人が来た、
既に顔が真っ青だった、俺の目をずっと見ながらその人は話し始めた。
友「お兄さん初めまして、自分弟さんの友達で◯◯っていいます」
◯「ちょっと自分からいくつか聞いてもいいですかね?」
俺「いいですよ、お願いします。」
◯「はい、まず、その、隣の変なの何処で拾って来ました?
心霊スポットとかじゃ無いですよね多分」
俺「はい、◯◯の海です、△浜の磯らへんだと思います。」
◯「海ですか…正直いいますと、それかなりヤバイと思いました、
自分も今すぐこの場を離れたいです、色々な人から相談受けましたが、
大体気のせいとか、たちの悪い霊だったりとか、
それとは一線を画すヤバさを感じる、今まで接触した事無いですね、
お兄さんもかなり良く無い状態かと…」
俺「なんです?とりあえず何かあった訳じゃ無いと思いますが」
◯「お兄さん、守護霊って知ってます?干渉度合いは人によりますが皆付いてるっていう」
◯「それがお兄さんのは居なくなってる、最初から居ないのか、
離れちゃったか…それに喰われたか、どれかはわかんないけど、
そんな状態でそんな奴が側にいたらお兄さん、長生き出来ないかもしれないです。」
そんな事言われるのは何となく予感出来た、ついて来てるって実感したときになんかそんな気がした。
◯「ビビらすだけビビらせて申し訳ないですけど、
自分じゃどうにも出来ません、それ、半端なくて近くに居るだけで自分もやばいです、
ちょっと調べるだけ調べてみるんで今日は失礼します。」
なんかそんな感じだから、俺もどうしたらいいかわかん無い。
あれから◯さんからも何も無いし、とりあえず仕事しながら日々過ごしてます。
オチもなく上手くまとまんなくてすまんね、ただなんか良くある神主が、
とか坊さんがとかそうゆーのは無いと気付いた。
実際金取られるだけだったし、そいつと坊さんのバトルみたいなんもなかった、
中には気付く人とか居て断られた、
街あるってても気付いて真っ青になって離れる人が居るくらい、
霊感とかはあるんだって解ったけど、ほんとに祓う手段とかは無いのかなって思った。
あー、俺どうなるのかね。