
画像は、北欧魔術の中の一つの占いの方法です。
北欧神話の伝承は、他の神話・伝承と比べても、「世界の終末」というものに
焦点が絞られているもののように感じます。
近代のルーン魔術は20世紀初頭に、フォン・リスト(1919年没)によってルーン文字が
復活された事から誕生していますが、アーリア人優越思想の持ち主でもあった
フォン・リストの思想と、ルーン文字の研究を、ヒトラーが悪用したと言われています。
また1927年に「ルーン学校」を創立したカマーは、ルーンの手印や自己奉献、ルーン・ヨガの
元になったものを書いて出版し、そこから近代の、身体で行うルーンのサインマジックや
ヨガや瞑想が生まれ、このブログでこれまで書かせて頂いたものも、この流れを
引いているものです。
わたくしの憶測になりますが、ノーシスの「ルーン・エクササイズ」は、カマーの本から
知識と発想を得て、それをノーシスの目的に適するように新たに作り直されたものでは
ないかと思います。
1932年にカマーの本が出る前には、恐らくルーン文字を身体全体や手で形作り、特定の方角を
向いて、特定の意図を持ってフォーミュラを唱えるというような技法が公然と提示された事は
なく、またその有用性から見て、ノーシスの創始者が参考にした可能性は充分にあると
思います。
以下、カマーによって教えられた「ルーン・ハンドマジック」の一つです。
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【ルーン・ギボール】


このルーン・サインは、頭上で組む。
指はまっすぐ指すようにしっかりと留めておく。
フォーミュラは、このようなものである。
「ガ ゲ ギ ゴ グ」
思念を、一切を通じて調和的振動に結びつける、万有間の宇宙的絆に集中させる。
このサインはまた、瞑想と祈りの為にふさわしきものである。
霊的明瞭、安らぎの満ちたり、内なる平安は、特にこのサインによって達成される。
受け継いだ記憶と、高度なアーリア人種の知識は、有知のルーンの使い手に
明らかにされるだろう。
このアストラルの色は、昼は黄金色であり、夜は赤金色である。
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「マインドコントロールへの落とし穴!② 「慈善行為のアピール」
http://www.youtube.com/watch?v=WYOg2avdPrE&feature=related
こうして見ると、強制力が無いから自分が自由に判断していると思っていても、
実際は先入観に左右される事が多い事が判ります。
「フリーメイソン&MTVのCM」
http://www.youtube.com/watch?v=btuMvbSkr48&feature=related
オーストラリアのCMのようですが、ここまで露骨なCMが放映されているとは
驚きです。