雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
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そして時々飽きます

Three In Paris

2019-07-28 | 音楽
昨日の温泉効果なのか、首などの痛みが抑えられて、ゆっくり眠れました。
今日はとても気分が良い。

さて今日はアメリカ北東部ニューイングランド出身のサックス奏者ジェレミー・ウデンのSunny Sideからの新作『Three In Paris』。



 
  1. Roland Alphonso
  2. Lazy Afternoon
  3. Who Needs It?
  4. Hope
  5. Azure
  6. Prayer
  7. The Crust
  8. Bone
  9. Folk Song 2
  10. One For Us
Jeremy Udden (as, ss)
Nicolas Moreaux (b)
John Betsch (ds)

本作はウデンが師事して影響を受けたスティーブ・レイシーのトリビュート盤になります。

メンバーはウデンのプロジェクト“Belleville Project”の相棒であるフランス人ベーシスト、ニコラ・モレノー。
ドラムは、スティーヴ・レイシーの数々のユニットで活躍したジョン・ベッチ。
モレノーとウデンの出会いが面白くて、パリでセッション・アーティストを探していてSNSを通じて出会ったのがモロー。
イマドキですね。

ドン・チェリーの1曲目、レイシーの3,6,7,8曲目、デューク・エリントンの5曲目、あとはメンバーのオリジナル。

レイシーも面白いジャズマンで、セシル・テイラーやセロニアス・モンクらのグループで活躍した後、日本人ジャズマン 佐藤允彦(p)、富樫雅彦(ds)らとも共演しています。
フリージャズのイメージが強いです。
澤野工房からもリリースされた作品があります。

 
 
マル・ウォルドロンとの共演作は以前レビューしていますので参考まで。

やはりレイシーのトリビュート、ウデンのサックスはピリリと辛めですね。
ただしフリー一辺倒という訳ではなく、レーベルもSunny Sideということもあってか結構メロディーは聴かせる作品になっています。
モレノーとは当然相性はイイのでしょうが、特にベッチの活躍は印象的ですね。
楽曲的に派手さは求められていませんが、その中で具合良くウデンとモレノーを演奏させてい
るのはベッチの刻むリズムが良いから。

ぜひ下記の映像をご覧になってもらいたい。


誠に勝手ながら
「子供のジャケットの作品はアタリが多い」
と思っていますが、この作品のジャケットには更にネコまでいらっしゃる。

ワタシの勝手な思いが当たった作品です。


ジャズ
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