昨夜はハガイ・コーエン・ミロ トリオのライブを観に行きました。
場所は京都のジャズ・ライブ・ハウスのLe Club Jazz。
京都は三条にあるんですが、そう言えば私の馴染みのショップの京都店が近くにあったな・・・。
少し早めに着いて、梅田店に以前いた顔馴染みの店員さんと久しぶりに会う。
今度飲みに行く約束をして、いざ会場へ。
メンバーはハガイ・コーエン・ミロ(b)、ジヴ・ラヴィッツ(ds)、ベン・ウェンデル(ts)。
主に以前紹介したアルバム『Penguin』からオリジナル曲を、そして3曲ほどスタンダードを演奏していました。
Penguin | |
Tzadik | |
Tzadik |
ミロとラヴィッツは、以前行ったヤロン・ヘルマンのトリオ以来です。
ヘルマンのライブとは違い、ミロのリーダーグループなので、ベーシストと言えど、かなりミロの聴きどころが多かったです。
現役世代では、トーマス・モーガンも好きですが、ミロも好きなベーシストの一人です。
切れ味の鋭い演奏です。
そしてラヴィッツも本当に好きなドラマーで小気味の良いリズム取りに、ついつい体が動いてしまう。
そして今回の収穫はウェンデルですね。
tsの醍醐味は太い低音と伸び上がる高音、そして吹き上げたときの掠れ具合が私の中での評価軸なんですが、このバランスが絶妙。
特に掠れ具合、息の漏れ具合が良かったな。
オリジナル曲ばかりだと思っていましたが、ウェンデルとのアルバム共演と言うのは、私は知らないので、適度にスタンダードがまぶされていました。
中でもオーネット・コールマンの「Turnaround」は聴き応えありましたね。
オリジナルでは上記『Penguin』に収録されている「Family」が良かった。
20時から22時過ぎまでの2ステージをしっかり堪能しました。
思えば今年のジャズ・ライブは正月明け早々にトーマス・モーガンのソロライブで始まって、ハガイ・コーエン・ミロ・トリオで終わる。
好きな楽器で始まりと終わりを迎えられました。
来年もいいライブと出会えることを期待しています。
なお既に決まっているのは3月のヤコブ・ブロのトリオ。
これもトーマス・モーガン出ます。
京都の夜は寒かったですが、とてもいい夜でした。
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