粉牧草

牧草が、粉っぽくなってきました。
長いのをぽりぽりやるのが楽しいのに、最近は粉茶のようです。
袋の底だから仕方ないとか、食べればみな同じとか、
ぴよは一袋食べきるまで、粉牧草を出すつもりみたいです。

贅沢は言わない、長ーい牧草を少しでも混ぜてください。
ぼくは鼻たれ小僧だから、牧草の粉が鼻についてくしゃみが出るのです。
くしゃみすると、休憩しなきゃならなくて、ゴハンの気分が飛んじゃうのね。

草食動物のデリケートな気持ち、察してください。
節約モードもほどほどにね。



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暑いの寒いの

メリハリがつきすぎるのも困りものです、うめきちです。

夜は肌寒いほど涼しいのに、昼間はまるで夏日の日がありましてね。
ぼくは毛皮の調節が追いつかなくて、困っています。
暑いのと寒いの、どっちバージョンで毛を製造すればいいのかな。

喚毛が終わらないので、相変わらずクーラーは動きません。
だから昼間は、冷たいとこを探しながらのお昼寝です。
はー、板の間って砂漠のオアシスみたい。
ここだと、顔にだけは窓からの風が当たるのです。

暑い日ばかりになれば、クーラーで快適うさ生活だからね、
もう少しの辛抱ですよ。




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小の字

喚毛期は、あたまがぼんやりさんです、うめきちです。

ぴよは、喚毛期が終わるまで冷房をガマンする方針です。
ここで涼しくすると、ぼくの背中がおかしな模様のままになるんだって。

えー。
そんな小さなこと、気にしなくてもいいですよ。
見た目よりも、ぼくが気持ちよく走っているほうがよいでしょ？
でも、うさぎ語が下手なぴよには、ぼくの気持ちが通じません。

仕方がないので、水と牧草の器で涼をとることにします。
こじんまり小さくなって暑さを忘れるのです。
名づけて「小」の字のポーズですよ。




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ロバになりたい

ぼくの耳はロバの耳、大きな声で言ってもかまいませんよ。うめきちです。

たらりたらりと毛が生え変わっています。
こうも変身に時間がかかると、自分がなにか忘れそうです。
そうね、ミニチュア版のロバになっても楽しそうだね。

ロバはロバでも、足の速いコになって蹄の音を響かせるの。
今みたいにどったどった重ったるい音はさせません。
いいね、どきどき満載の大冒険とか、仲間を拾い集めて悪者退治とか、
お腹の調子がぐっとくる夢です。

早く変身できるとよいなぁ。








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体力勝負

牧草は、３番刈りがいちばん好きです、うめきちです。

ぼくの背中に模様ができました。
グレーの部分は、白毛の境の真ん中から生え変わります。
ぴよには「ベルベットに水をこぼしたみたい」な模様に見えるらしいです。

牧草を沢山食べて、早いとこきれいな毛並みにしますよ。

喚毛期が長い部屋うさぎには、体力勝負の季節です。
食べたら、即寝！
すべてのエネルギーを毛の製造工場にまわすんだからね。
のんびりさんでも、無駄は省く主義なのです。





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