”農”と言える!?

食推おばさんのソムリエ日記

生消菜言(せいしょうなごん)

2019-09-01 10:26:53 | 食育

昨日の「食農体験学習指導者育成講座」の続きです。

  

アグリロード美和 代表 海野フミ子さんのお話を伺いました。

テーマは「農村を元気に ~直売所を通じての女性の参画~」。

  

  

まず、アグリロード美和ですが、

これは一般的なJAの直売所とはちょっと違います。

  

平成8年に地元女性農業者が立ち上げ、

朝市での地元農産物や加工品の販売からスタート。

平成10年には直売所を開設し、通年営業となりました。

場所は、JA静岡市美和支店敷地内にあります。

  

海野さんたちの活動のベースになっているのは、

生消菜言(せいしょうなごん)の精神。

産者と費者が農産物()を通して、

本音で語り合う()という意味です。

  

 

海野さんは、「女性のできる小さな活動」とおっしゃいますが、

 ●青大豆を育てて、安全な味噌を作る。

 ●藁科の給食センターで地元農産物を使ってもらえるようになった。

 ●お弁当の販売

 ●オリジナル商品の開発

など、パワフルな活動を続けています。

    

 

オリジナル商品「ほころぶっせ」をいただきながら、

お話を伺います。

  

  

これは紅ほっぺのジャムを使用。

パッケージのデザインは、静岡デザイン専門学校が手掛けています。

  

  

現在アグリロード美和のメンバーは、

70代後半~80代の女性が中心となっています。

デイサービスに行くより、ここに野菜を持ってくる方が

生き生きと暮らせるとおっしゃる方が多いそうです。

   

高齢化を心配したJAから

「JA静岡市に直売所の運営を任せらどうか?」

というアドバイスもあったようですが、

それに対しても、

「自分たちで始めた直売所ですから、

 もう続けられないと思った時は、自分たちでたたみます!」

と、お断りになったそうです。

  

海野さんを始めとする皆さんの「覚悟」と「潔さ」を感じます。

   

この海野さんたちの活動が地域の女性たちを動かしました。

様々な分野の活動に女性の参画が増え、

たくましい女性が次々に育っているそうです。

  

昭和→平成→令和を生き抜く「清少納言」は、しなやかで強靭でした。

 

海野さん、素晴らしいお話をありがとうございました。(^-^)

 

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