”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

かつお節のお話をしてきました

2015-06-04 22:01:37 | だし

今日は名古屋市 栄中日文化センターで

第3回目の「だしを極める」講座をやらせていただきました。

 

  

本日のテーマは、かつお節。

  

株式会社ボニト様のご協力で、「節」をご用意いただきました。

 

  

カビ付けする前の荒節(一番右)を節の状態で見ることは

滅多にないことなので、

受講生さんたちは、触ってみたり、

香りを嗅いだり、真剣に見入っていました。

 

  

  

本枯れ節を削ったものがこちら。

 

 

左が薄削り、右が厚削りです。

 

  

  

荒節を削ったものがこちら。

 

  

左が薄削り(花かつおという商品名で売られています)、

右が厚削りです。

 

  

  

かつお節の製造工程を説明する時は、

私の大切な相棒、解体君が大活躍してくれました。(*^_^*)

 

 

  

   

だしのとり方も、デモをご覧いただきました。

 

 

  

   

さて、ここでも問題になるのが、

厚削りは、水から煮出した方がいいのか?

それともお湯から煮出した方がいいのか?

  

前回の浜松に引き続き、ここ名古屋でも

実験をしてみました。

水から煮出すグループと

お湯から煮出すグループとに分け、

出来上がったものを飲み比べてもらいました。

  

結果は、全員「お湯から煮出した方がおいしい。」

との答えでした。

 

  

 

簡単な調理実習もやっていただきました。

かつおだしのビシソワーズと、

だしをとった後の厚削りを使ってにんじんシリシリー風。

 

  

 

にんじんシリシリー風が、女性に大変喜ばれました。

  

  

だしをとった後のかつお節は、

ふりかけにするのもおいしいのですが、

それに飽きたら、野菜と炒めてみるといいですよ。

ツナ感覚でお使いいただけば、良いかと思います。

  

 

さて、来月は煮干しがテーマです。

私もしっかり勉強しなきゃ!!  

受講生の皆さま、ありがとうございました。

 

コメント
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