昨年11月にこんな記事が新聞に掲載されました。
静岡県は2010年度に続き、
11年度もメタボ該当者が全国最少。
ただし、県東部ではメタボ、肥満、高血圧、高血糖の割合が
多かった・・・とのこと。
そして、4月末にはこんな記事も。
県が地域別食品摂取調査をおこなった結果、
伊豆地域は漬物などの塩分の多い食べ物を好み、
東部はコロッケなどの揚げ物を好むことが分かったそうです。
（ちなみに、中部はお茶とおでん、西部は野菜や芋料理を
食べる回数が多いとのこと）
これは、2008年の県民健康基礎調査の中から
20～59歳の1000人分の回答を抽出し、
食べる頻度が高い代表的食品を調べるという
方法で行われています。
この2つの記事をまとめると、
県東部に健康課題が深刻な理由として
・食品摂取習慣
・不規則な三交代勤務に従事する人が多い
・徒歩より車での移動が多く、運動不足
となるのですが・・・。
県西部も三交代勤務の工場は多く、
「世帯当たり乗用車普及台数（2012年版）」が多い
上位10都市の中に、掛川市（3位）、磐田市（6位）と
西部の市が2つも入っています。
（全国第1位は茨城県筑西市）
決して、西部がメタボになりにくい環境ではありません。
では、それをカバーできるほど
運動習慣や食習慣が身についているのかというと
正直、疑問です。
東部にメタボ該当者が多い理由は
どうも後付のように思えてならない。
また、県民が食べる頻度の高い食品調査も
記述式でおこなわれたのか、選択式でおこなわれたのか
調査方法を詳しく知りたい・・・
と思ってしまいます。
