こうして生きてきてしまった
この一年
長い様で短くて
辛い様で過ぎてしまえば
なんとかなるもんだと思ってしまったり
自然の怖さを思い知ったり
人の命のはかなさや
何かしらのしぶとさを思い知って
それでも
生きてこれたことは
幸せなのかもしれないな。
ただただ
流れて流されて
こうやって思いのたけを吐き出しているのだけど
それでも
吐き出すことで
生きていける自分が
かわいいと思ったり
こう . . . 本文を読む
まっすぐの道のり
歩く私の足取り
だれともすれ違うことのない
真っすぐな道
私の進む道
交わうこともなく
独りただ歩く
まっすぐでいいのかな
まっすぐしか道がないけど
その道を進むしかないのかな
まっすぐ
光のさす方へ
まっすぐ
導かれる方へ
歩く
ただ歩く
背中に後悔を背負って
右手にしぼんだ希望と
左手にはかすかな未来と
でも
まっすぐ
. . . 本文を読む
夜中 一人目を覚まして
耳を澄ましてみる
息遣いが聞こえる
単調に
触れると暖かい
生きている
生きていてくれてありがとう
さびしくて
悲しくて
自分を押し殺して
でも
生きてる自分が愛しい。
一人
その静寂に身を投じてみる
独り
でも耳を澄ませば
誰かが生きている
生きていていいですか
ふと
問うてみる
いいんじゃない
そんな答えが聞こえた . . . 本文を読む
息を吐く
白濁する寒さの中
手を合わせてぬくもりを感じとる。
凍りつくほどの気持ちの中
生きてる私は
息をするだけで
周りの空気を白けさせているのだろうか。
私が悪いの?
息を吐く
吐き出したいのは気持ちなのに
ただ息を吐く
そこにぬくもりはないから
自分で探し当てて手を差し伸べる。
届かない?
真っ白だったらいいよね。
埋もれているだけだったらいいよね。
だったら
いない方がいいよね . . . 本文を読む