馬球1964

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映画「それでもボクはやっていない」を観ました!!(2007-03)

2007-01-21 06:36:35 | 映画・テレビ
早くも2007年3作目です。今日は『Shall We ダンス?』の周防正行監督の11年ぶりの作品「それでもボクはやっていない」を観に行きました。

大変怖い映画でした!!
まずは
◎STORY
大事な就職の面接を控えた日の朝、大勢の通勤客に混じって満員電車から駅のホームへ吐き出されたところを痴漢に間違われ現行犯逮捕されてしまった金子徹平。連行された警察署で容疑を否認すると、そのまま拘留される。その後も一貫して無実を主張するものの、結局は起訴される事に。徹平の無実を信じる母や友人・達雄の依頼でベテランの荒川、新米の須藤の二人の弁護士が徹平の弁護を引き受け、いよいよ裁判が始まる…。(goo映画より)
公式サイト

(goo映画より)

★★★★★
いや~、大変怖い映画でした。日本の裁判の実態は大変怖ろしいものだと思いました。
満員電車に乗るのが怖くなります。幸い田舎ですので通勤は車、出張にしましても満員電車に乗る機会はほとんどないのですが、都会暮らしをしていた頃を思い出します。電車に乗ったら両手を上げておかないといつ疑いをかけられるかわからない感じですね。疑い即OUTといった感じでした。

やってもいない痴漢をやったと認めれば、不起訴もしくは略式起訴で罰金刑(最大50万円)、しかし否認すれば留置所に入れられて勾留され裁判を受ける。証人尋問が終わるまで勾留され、しかも無罪率は2~3%。無実でも無罪にならないって事が怖ろしいですね。例え無罪となったとしても、職も失いかねないという厳しい現実。

その物語はフリーターの徹平(加瀬亮)が就職試験のために乗り込んだ電車の中でその悲劇は始まりました。履歴書を忘れたのではないかと、いつも降りない駅で下車しカバンを調べ直した事がきっかけとなりました。結局履歴書は見つからず(忘れてしまって)とりあえず会場に駆けつけるために発車寸前の電車に押し込まれます。この時にスーツがドアに挟まってしまい、それをはずす為にモゾモゾしてしまうのですが、そこで中学生に痴漢と間違われてしまいます。
それからは決め付けたような取調べ、「認めれば釈放」という甘い囁き?、4ヶ月にも渡っての勾留、釈放金200万円、など地獄の日々となってしまいました。

被害者の話を一方的に信じて、被疑者の話を一切聞かないという事が本当であるならば執拗な取調べには、やってもいないのに「やりました。」という事は現実にもありそうな話だと思います。

映画では小日向文世演じる裁判官が穏やかな口調の中にも非常に攻撃的な姿勢は好演だったと思います。

さて主人公はどうなってしまうのでしょうか。ぜひ御覧になって下さい。
この映画の教訓は裁判制度とともに、「就職活動には時間の余裕をもちましょう。」という事もあると思います。余裕があれば、家での持ち物点検の時に履歴書を忘れる事はないでしょうし、また途中下車したとしても、慌てて乗車しなくても一本待つ事ができます。その事も言いたかったのではないかと思います。

最近はいろいろとおかしな世の中になっています。「不二家問題」・「テレビで放映されたデータの捏造」など、「何を信じればいいの?」的な社会になっている事でこれからの将来、いったいどうなってしまうのかという不安があります。どうか一つでも改善される事を願っています。

日本の裁判の問題点を指摘した映画という事で現代社会への警鐘になるのではないかと思います。またそうでなくては怖くて満員電車には乗れません!!

無実≠無罪ではない!!
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14 コメント

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ホントに怖いです (睦月)
2007-01-21 07:50:21
おはようございます!
TB&コメントありがとうございました!
『カリスマ映画論』の睦月です。

ホントに、ホントに怖い映画でした。
コミカル感もありつつも、かなり真剣でシビアな作品だったと思います。

いつ自分の身に降りかかるともしれないこういった状況であるからこそ、この問題にはちゃんと向き合うべきなんだと思います。

無実は無罪とは限らない・・・
こんな現実、あまりにも痛烈すぎますね。
怖いですね (馬球管理人@競馬場)
2007-01-21 08:44:06
睦月さん、こんにちは。コメントありがとうございます。怖すぎますね。なぜこのような事になっているんでしょうかね。いつ自分に降りかかってくるかもしれません。本当に怖いですね。TBありがとうございます。ただ今外出中ですので帰りしだい反映したいと思います。
観たいです (yume)
2007-01-21 13:46:50
私も学生の時満員電車で通学していて、痴漢に何度かあいましたが当時は泣き寝入りでくやしかったです。
時代は変わりましたね。
来週やっと映画館嫌いの主人を説得して「硫黄島からの手紙」を観に行くので、その次に一人ででも観に行きたいです。
管理人さんは奥様と仲良しですね♪
良い映画でした (馬球管理人)
2007-01-21 15:05:34
yumeさん、こんにちは。
昔が酷かったという事で改善されたと思うのですが、何か極端のような気がします。
とにかく犯罪は許せませんが、その中で泣く冤罪を何とかして欲しいですね。
社会問題に警鐘を与える良い映画だと思います、どうぞ観にいかれて下さい。

「硫黄島」いい映画でしたよ。観られましたらどうぞご感想をお聞かせ下さい。

今までは子供と映画に行っていたのですが一緒に行ってくれなくなり、嫁さんと無理やり行ってます(笑)。
就職 (kossy)
2007-01-21 18:53:31
主人公がフリーターで面接を受けに行く途中だった。また目撃者である女性だって、面接を・・・
社会的地位が低いと思われるフリーターを直撃するような設定だったのも頷けます。弱い者ほど権力によって除外されれていくような恐ろしさ。
冤罪事件って表ざたにならないところでもいっぱいあるんでしょうね・・・
怖いですね (馬球管理人)
2007-01-21 19:06:19
kossyさん、こんばんは。
コメント・TBありがとうございました。
まさしく権力社会ですね。
最近は特に強者と弱者のすみわけがはっきりしてきていますよね。
何とも怖い社会になったものです。

たぶん冤罪事件って多く、無実の人が迷惑を被っている可能性もありそうですね。
ようやくUPしました★ (michi)
2007-01-23 14:43:30
こんにちわ。
TBが不調のため、コメントにて失礼致します。
本作品、軽い気持で観にいったんですが、重々しい気持で帰宅しました。。。。
子供の頃、警察官・検事・裁判官は偉い人、正義の人と思っていましたが、
わからないものですね、みんな人間なので。。。
「無実なんだから、裁判官はわかってくれる」という子供の頃の考えはなくなりました。
世間が怖くなってしまう映画でした。
怖い映画でした (馬球管理人)
2007-01-23 14:59:56
michiさん、こんにちは。
 
何が正義かという事がわからなくなってしまいますね。
人間不信になってしまいそうな感じがしますね。どうしたらこういう問題がなくなるのかという事を真剣に考えないといけないのですが、「どうするのか?」と言われても答えはみつかりません。こういう映画が警鐘となればいいですね。
観てきました (yume)
2007-02-04 17:41:35
これって現実?信じられない!!!
主人公が気の毒で涙が出ました。
一緒に観た主人は「主人公が無防備すぎる」と言っていましたが・・・
先週の「硫黄島」に続きこの作品も良かったです。
ありがとうございました。
主人も「硫黄島」が良かったのか、今日はひとりででも観に行くつもりでしたが付き合ってくれました。
正義とは? (馬球管理人)
2007-02-04 19:13:55
yumeさん、こんばんは。

本当に怖い映画ですよね。
いろいろ主人公も気をつけないといけない点(余裕をもった行動等)があるのですが、それにしましても怖い事ですね。無実が無罪にならないのですから、「正義」って何?って思ってしまいますよね。
2人で行けてよかったですね。後の感想を話し合うのも映画の楽しみですよね。
私は来週、「バブルへGO」を観に行きます。もちろん鬼嫁(笑)と。

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