鳥取県中部を襲った震度6弱の地震から一週間が過ぎました。
瓦がずれたりしたため、応急的にブルーシートを被せる作業もようやく一段落ですが、予想した以上に被害は大きく、今日現在5000棟を超える被害になったようです。職人の絶対数もあり、完全復旧はいつになるのかわかりません。
今回の特長は瓦葺き屋根の被害が大きい、特に棟の部分に大きいこと。今までこうした地震がなかった地域でもあり、昔ながらの土葺きの上に瓦を乗せた工法の屋根が当然ながら被害に遭っています。現在主流の引掛け桟に釘止めの屋根の棟にも被害が出ており、こうした点に瓦葺きの弱点が出ているようです。
それでも利点が多いので今後も瓦葺きの家をお奨めしていくつもりですが、被害の状況から注意点を拾い出して今後の住まい作りに活かしていきます。