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JRA日本中央競馬会購買馬(72頭)とホームブレッド(7頭)の育成牧場内訳について

2015年09月01日 | サラブレッドセール(セリ市場)情報
JRA日本中央競馬会が【サマーセール2015(Summer Sale、1歳、Yearlings)】において購買した55頭(牡29頭、牝26頭)が、8月31日(月)~9月1日(火)の2日間にわたり、JRA日高育成牧場およびJRA宮崎育成牧場に移動しました。
入厩各馬は、JRA職員によるマイクロチップ検査、採尿、馬体検査、歩様検査が行われたのち、新しいグループに分けられて放牧されました。さっそく今週からプレ馴致を、来週からは騎乗馴致を開始し、来年のブリーズアップセールに向けて育成調教が進められていきます。


写真:馬体検査の様子

JRAがサマーセールまでに購買したのは72頭(牡36頭、牝36頭)で、その内訳は、「セレクトセール(2頭)」・「セレクションセール(10頭)」・「サマーセール(55頭)」・「八戸市場(4頭)」・「九州市場(1頭)」です。下記では、ホームブレッド(日高育成牧場生産馬)も加えた79頭(牡40頭、牝39頭)について、JRA日高育成牧場とJRA宮崎育成牧場の入厩内訳を掲載しています。今年は新たな試みとして、ホームブレッドから2頭がJRA宮崎育成牧場にて育成されます。
JRA購買馬一覧(79頭分、種牡馬別)

「Breeze Up Sale」とは
2歳調教セールを意味しており、2005年よりスタートし2015年で第11回目を迎えました。同セールは、特に「時計よりも馬の走法や出来映え」を購買者にアピールすることと、「上場馬の情報発信を充実させ、不慣れなお客様が、わかりやすく参加しやすい入門編」に留意されています。上場されるのは、JRA日本中央競馬会が全国の1歳市場で購買した馬を、日高と宮崎の育成牧場で育成&調教した2歳馬ですが、2011年度からは、日高育成牧場の生産馬も上場されています。
育成技術の高さと徹底した情報開示が購買者層からの高い信頼を得て、毎年上場馬をほぼ100%で売却し、2歳セールの中心的存在となっています。
同セールからは、G1-朝日杯フューチュリティSを制したセイウンワンダー(2008年売却馬)をはじめ、G2-ニュージーランドトフィー勝馬エイシンオスマン(2010年売却馬)、G2-フィリーズレビュー勝馬ダイワパッション(2005年売却馬)、G3-新潟2歳S勝馬モンストール(2011年売却馬)、G3-ファンタジーS勝馬サウンドリアーナ(2012年売却馬)、G3-函館2歳S勝馬クリスマス(2013年売却馬)、G3-エーデルワイス賞勝馬フクノドリーム(2013年売却馬)、などの重賞勝馬が出ています。

 <参考>
  ・JRAブリーズアップセール情報ページ
  ・JRA育成馬日誌

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