ZAMACのフォト日誌

見て聞いた 四季の詩  
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ミラーレスカメラの試し撮りをして

2018-02-19 21:44:34 | 写真
● かつての携帯電話がスマホなどの端末機器に変わったように、ミラーレスカメラも今では「時代の流れだよ」と華々しくも寵児扱いだ。そんなムードに乗ったわけではないが、「小型軽量」の一眼レフカメラが欲しいとかねてから念頭にあったので、その時がきたのだと思っている。
 購入から一カ月余になるが、使用上の課題を残して試し撮りがいまも続いている。この辺で購入動機に照らし、その感想なりをまとめておくのも有益ではないかと思う。

 書く前に ――— ZAMACの個人的な「撮影スタイル」があるから私から見たもので、つぎのような条件下で述べることにする。

  ・主な被写体 : 風景などのネーチャー。草花などの接写。祭りや街中スナップ。など
  ・個人的情況 : 後期高齢者。手元を見るには齢相応の老眼鏡が必要。
  ・使用中のカメラ : デジタイプ2台 (フルサイズの一眼レフ。APS-Cサイズの
          一眼レフ) + このAPS-Cサイズのミラーレスで3台。
  ・所感をすべて書くわけにもゆかないので、使い勝手の立場からわたしにとっての重要な
   部分だけを書いてみる。どうしても既存の一眼レフカメラと比較してしまうところは
   あるのだが。


● まずは外観と重量

 そのスタイルは「一眼レフレックス」カメラにそっくりだ。ミラーがなく構造が簡単な分、確かにボディ・レンズともに驚くほど小型軽量で、ちょっと見では「おもちゃ?」「これで10万円?」(失礼しました) という感じなのだ。ちなみにボディの質量は380gという軽さ。
 一方、本体上部にはレンジファインダー時代を彷彿とさせるダイアル群がある。これは必ずしも小さからず!だ。もっともこれを小さくしたのでは・見にくい・回しにくいことになるから、この辺でちょうどよいといえる。


<写真1> カメラ本体の背面。




● おもな仕様をまとめておく

・メーカー名と型式 : 省略(当社現行3機種中の上位機種)
・方式 : デジタル一眼ノンレフレックス、AF/AE
・撮像素子 : CMOSセンサー、APS-Cサイズ 有効2,420万画素
・アスペクト比 : 3:2(ほかに3フォーマット)
・ISO感度 : 常用ISO100~25,600(手動・自動)
・シャッター : 電子制御式フォーカルプレーン方式
・ストロボ : 内蔵式、ガイドナンバー10
・ファインダー : カラー電子ビューファインダー(EVF)、視野率約100%
・モニター : 液晶TFTカラー方式、ワイド3.2型、チルト方向可変。
・撮影レンズ : ミラーレス専用レンズ。アダプタ利用で一眼レフ用のすべてが使用可。
・露光・AF・記録スタイル・ピクチャースタイルなどは書ききれないのでここでは省略。

 以下に試し撮りの感想などを述べると。



● 操作ボタンやダイヤルの配置

 先にふれたとおり、基本設定の変更を上部ダイアルで可能になったことは実に快適。特筆すべきは露光補正が直読ダイヤル式になったことだ。デジタル方式になり久しくダイヤル下層に置かれていたので、表示窓で確認していた。それがフィルム時代に先祖返りしてくれたことだ。これはだれにとってもいいはずだ。
 一方、デフォルトでは背面の動画撮影ボタンの位置が悪い。背面右中央部 (写真1) にあるために、手が触れて録画撮影をしてしまう。その時は当然スチル撮影はできない。なんどシャッターチャンスを逃がしたことか。「なんだ!この設計は?」と文句を言いたいくらいだった。
 取説を読んだら録画ボタンをOFFにするか、他のボタンに割り当てる、という選択ができることがわかった。したがって動画撮影はしないので録画ボタン機能をOFFに変更した。

 これは一例で、多くの操作設定をカスタマイズできるということだ。これはパソコンと同じでその人の一台に仕上げるまで、それなりの時間が掛かることになる。ちなみに、取説は小さな文字で434ページもある。



● 標準的な被写体を撮影

<写真2> 松島ヨットハーバー界隈 (作例)



 撮影モードはAVでF16。ISO200、手持ち。露出補正±0 だからほぼAUTO撮影といえる。被写体に向かってシャッターを切っただけで露光の適正を得ることができた。
ただし
・晴天下でのモニターはファインダー代わりとしては、まったく使えない。映像が見えないので、撮影は必然的に電子ファインダーEVFを使用することになる。ほとんどの場合、被写体に対峙して(目で追いながら)撮影するわけだから、モニタ-で代用するのは限られた条件下以外は使用不能なのだ。
・撮影直後はEVF内に画像が残る。撮影結果を見ていることになるからだ。これも困ったもので、ミラー式(OVF)とは決定的に違う。、
・各種設定の確認や変更は『機能ガイド』(写真1のモニターの画面) が実に便利。眼鏡なしでも十分調整可能で、かつ項目別にタッチパネルから入力するだけ。一覧性の項目も見やすい。


● 強コントラストの被写体を撮影

<写真3> 砂浜と雪


 EVFではファインダーと「露光補正」との関係で、戸惑ってしまうことが多い。強コントラスト被写体はEVF内で右のように見える。
 素通しで見える一眼レフに慣れているだけに、露光補正された撮像素子の画像を見ることになるのは非常に困る。もっとも「補正したその結果」をEVFで確認できる。と考えればメリットだが。


● 極端に暗い被写体を撮影

<写真4> 水族館の深海魚


 足元が見えないほどの暗い水族館内展示を、ISO感度10,000に上げて撮ってみた。裸眼ではジッとして動かない姿がわかるていどなのに、EVFを覗いて驚いた。実に明るく魚の大きな目玉が光って見える。ちなみにモードはAVでf9.0、S1/125手持ち だ。ところが、また露光がおかしい。これもAEの仕業か? この原因はどこにあるのか、まだ使いこなせず説明ができないZAMACだ。



● まとめ

 一眼レフカメラのレンズ資産すべてが使えることは大きなメリットだ。絵作りのための画質調整や印刷、Wi-fiやBluetoothなどの無線機能、各種インターフェイス機能と、その多機能さはまさにコンピューターそのものだ。仮に「簡単に使いたい」ということであれば、「コンデジ」の方がはるかに賢明な使い方だ。

 わたしがもっとも重要視した小型軽量で負担感のない一眼レフと考えれば、期待どおりで満足だ。
 ただ、視野率100%のファインダーだけに、撮像素子を通してみる見え方の違和感は大きい。また、一眼レフサイズのミラーレスカメラも発売されているが、EVFの問題は共通の課題だと思う。なんとか改善して欲しいものだ。
 超高感度センサーをはじめとした多機能の生かし方については、今後もいじくりまわしカスタマイズをして「わたしの一台」に仕上げたいと思っている。





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