横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

”がんばれ”より目で見えるゴールでやる気を!

2013-11-05 16:26:41 | 発達や学習が心配


ネットで「お母さんの悩み」を見ていると、
「学校に行く時間になっても支度をしない。」
「なくしてしまったもののさがしものが多い。」
「いつもでも宿題にとりかからない。」
などがトップ5に入っています。
毎日叱り続けるのもやれやれ・・・。
”締め切り”があるので”やらなくてはいけない”ものばかりですね。

「もう少しがんばって。」
「やればできる!」

学校でも似た対応になることがあります。

でも、”どうやって?”
   ”どこまで?”

が分かっていないこともけっこうあるような。

「教科書を見ればわかるでしょ。」(どこを見たらいいの?)
「帰ってすぐしたくをすればいいじゃない。」(疲れちゃってできないよ。)
「だから、消しゴムは筆箱に入れる、ってあれほどいったのに。」(消しゴムが大きくではみでちゃうんだよ。さようなら、の後すぐ帰りたいし。)



そこで、お役立ちグッズがこれ!
タイムタイマーと言います。
残り時間が目で見てわかります。「この時間までにやろうね。」
が「あと5分で。」より、実感できます。

でも、最初は時間を区切るだけでなく、一緒に支度をして、
やり方の順序を覚えてもらうことも大切だと思います。
1時間目の国語でいるものは、「教科書・ノート、漢字ドリル。」
子どもと一緒に唱えながら入れてもいいでしょう。
しばらく一緒に唱えたら、だんだん子どもだけで唱えるようにし、
最後のチェックだけ親がするようにします。
忘れ物がなくても学校ではあまりほめられない(かも)しれないので、
家に帰ってきてから、カレンダーに○をつけていくと励みになります。
(達成感がもてるのです!!)
ときどき、△の日があっても、1年後には、○がほとんどになるかもしれません。
できなくなったときは、また少しもどってお手伝いをし、また
手伝いを減らしていきます。×はつけないで、わすれたものの名前か絵をカレンダーに
書いておきます。(消しゴム入れ忘れだったら、消しゴムの絵)
やり方や時間感覚をからだで覚えると身に付くと思います。
それまでは・・・”がんばって”ください。あらっ?

個別学習塾 びすぽうくHPへ(色のついているところをクリックしてください)
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