横浜・港南台で学習や発達に心配がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になれるために。経験をもとにしたつぶやき

担任の「お墨つき」が安心を生む

2018-11-10 21:39:04 | 発達が心配

ハローウィンの翌日ショッピングモールを歩くと、

なんとクリスマスの飾りになっていました!

一晩で店員さんたちが「衣替え」したんですね。

すごい・・・。

今日は、「さりげなく」担任の先生が特別支援を行うことの意義に

ついて。

教科書を読んでいて、漢字がよく見えなかったり、

行がずれてしまったり、文末が正確に読めなかったりするお子さんには、

こんな道具が効果を上げることがあります。





教科書の上に置いてみるとこんな感じ。





上の下敷きは、色画用紙をラミネートしたもの。学校で簡単に作れます。

下は、1.5倍の大きさに見え、かつ行の中心に色がついていて、行ずれを防ぐルーペです。

塾でもかなりの子がこれで「音読」が楽になりました。

では、全員が教室で使っているかというと・・・・

「・・・出せない」

みんなと違う道具なのでみんなの前では使えない。

家で宿題のときだけ使う子が多いようです。

遠視の子はお手元(教科書やプリント)が見えにくいのですが、

「眼鏡」さえも、かけていない子が多いために授業中も

「かけられない」ということもあるようです。

担任をしていたとき、連絡帳で

「うちの子が眼鏡をかけるのを恥ずかしいと言っています。

他の子になんか言われるのが嫌なようで。」という連絡を

何回ももらいました。私自身、眼鏡使用者なので、

そんなときは、全員にさらっと、「先生もそうだけど、

~さんは、お医者さんに言われて今日から眼鏡をかけます。」

と伝えていました。これで「眼鏡デビュー」

これは、本当に「さらっと」するのがポイントだなあ、と

思います。聞いている子たちは、「ふうん。そうなんだ。」と

すとん、と落ちます。からかうタイミングはありません。

授業中「行ずれ」が起きている子は、先生が範読しながら

席を回っていると、違う場所を見ていることで気づきます。

集中の問題もあります。

上の2つの道具を使うにも、自宅からもっていって一人だけ

出すことにすごく抵抗があるとしたら、先生が、

「必要な人はもっていっていいよ。」とたくさん用意しておけば、

いいことなのです。

先生の「お墨付き」

それで、よさを実感できた子は使いつづければいいし、

「いらない」と思った子は返せばよい。

そして、「小さい文字がみえにくい」子。

3年生ぐらいから「農」のような複雑な漢字がでてくると

(記憶の問題もありますが)よく見えていない子は先生やドリルの手本が

あっても、「写せない」ことがあります。また、よく見えないために

教科書が読めない。学校で用意はできませんが、「一行ルーペ」を使うと

見えるようになるなら、「~さんは、大きくしないとよく見えないんだよ。」

と先生の「お墨つき」がでるのでは。そうしたら、どうどうと使うことが

できます。

教科書のルビふりをするだけで、「つかっえ」が減る子も多いです。

テストでさえ、ルビふりのものがあるのですから、「自分の教科書」に自分でルビを

ふるのは、問題ありません。

ただ、「目」がとても疲れてしまうので、学校によっては、「ボランティアさん」が

ルビふりをしているところもあります。

それも、先生が「自習してきたの。えらいね。」と「お墨付き」をあげれば

周りの子も、「そうか、自分もやって来よう」、とか「自分には必要ないな」という選択が

できるでしょう。

以前、研修会で教えていただいた図がこれまでのお話をなるほど

思わせるものです。

野球場の踏み台

左の踏み台は、みんなに同じ高さです。でも、一番右の子は野球を見ることができません。

右の図はみんな違う高さの踏み台です。そこで、やっと全員野球を見ることができます。

なかには、踏み台なしの子もいます。必要ないからです。

子ども自身が「困っていても支援を求めてはいけない。」

「支援をもらうことはずるいと思われること」

「みんなと違うことはいけないこと」

と思っている場合がけっこうあるように思います。

だからこそ、「先生」が「必要な支援」に気づいて「お墨付き」を「さりげなく」

出すことが「みんなで野球をみること(授業が分かるようになること)」なのだと思います。

授業中の「立ち歩き」はいけないこと?

なかには、「じっとしていること」だけで「いらいらがたまる」子もいます。

先生の「お墨付き」でプリントを配ったり、

お使いに出たり、教室のものを整頓したり・・・・そんなことが「踏み台」になって

その後集中して授業が受けられるかもしれません。

「じっとしていなさい」・・・では、効果が上がらないですね。


小学校では特に、この「踏み台」大事だと思います。


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