横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

同じことを同じように何度もまちがえる

2015-09-21 21:31:46 | 発達や学習が心配
コレ、ずばり私です!

コピー機を120%に拡大設定したのを忘れて

そのまま100%で印刷したい原稿をコピー。

あ~またやってしまった・・・。

失敗した紙は計算用紙やメモ用紙に・・・・。

でも度重なるとかなりの時間のロスにもなります。



こんなことが日常的にあります。

みなさんは、そんなことは少ないと思います。

小学生だと、毎回テストで同じ間違いをしてくる。

分数のわり算で逆さにかける(逆数をかける)のを

そのままかけてしまったり、

三角形の面積で「÷2」をわすれてしまったり、

「浅い」という漢字で横線を2本だけにしてしまったり・・・。

一度ならずも何度もやってしまう・・・。

わかっているのについ、やってしまう場合と、

わかっていないためにやってしまう場合が

あるのではないかと最近思います。



「わかっているのにやってしまう場合」は、

もしかすると、「まちがった方法」が強く脳の記憶と結びついてしまい、

新しい、正しい方法が入っていきにくい場合なのかもしれません。

「あやまった方法」を「追い出して」「正しい方法」で回路をつながないと

いけないのでは。

それにもしかすると「まちがってしまうかも」という「不安」や

わたしはだめなんだ、という自己否定の気持ちが


脳の思考を「緊張」させて「よけい」に

間違ってしまうのでは、ということを感じたことがあります。



こんな感じです。

こんなときは、きっと一人で「あがいて」いないで「ナビゲーター」が

大丈夫、とやさしく励ましてくれると「緊張」が解けて

正しい方向に向かう元気をくれそうです。

では、「本当はわからないためにまちがってしまう」場合は?

本当は「わかっていない」ということを自覚して

やはり「だれかに」「優しく」「軌道修正」してもらえる

のがよいのでは。

「こんなふうに」とはっきりわかりやすく視覚的に

示されるのが「早道」の気がします。

学習の場合はそれでとりあえず解決するかもしれません。

生活の面では別の難しさもあります。

つい、友達にきつい(余分な)一言を言ってしまう。

親切にしてもらっているのに素直に「ありがとう」が

言えずに、そっけない態度をとってしまう・・・。

このへん、大人でもどきっ!

他人に言われる前に自己修正できるといいのですが、

なかなか難しい。

携帯の「待ち受け」に思い出すように何か書いて

おくとか?

自分で机にシールをはって「~をわすれない」

書いていた子どももいました。

(これは、絶対自分で書いた方が効果があります!)



ところで、私の場合は・・・・

優しい「ナビゲーター」がいないので、

プリンターに「何%が確認のこと」というシールを

貼りました。とりあえず、間違いは激減しました。



個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)

優しいナビゲーターを目指しています!

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