語り得ぬ世界

現実逃避の発展場 Second Impact
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嶺南はるか_デジイチ篇05

2018-04-14 10:33:36 | 珍旅道中記
「敦賀赤レンガ」を出て、「敦賀市立博物館」「みなとつるが山車(やま)会館」方面へ歩いて行くと…



誰?(苦笑)
市民文化センターの隣にある蓬莱公園に鎮座ましましておられました。
画像を拡大したりして調べると、下村房次郎という日露貿易発展など日本海海運や鉄道事業発展に貢献した明治期の実業家のようです。



旧大和田銀行本店の「敦賀市立博物館」です。入口が小さいのは銀行ゆえの建設当時のセキュリティの考え方からでしょうか。



レトロ感たっぷりですな。ま、これでモデルが女子ならね…(苦笑)
今度は「みなとつるが山車会館」の山車を見てみましょう。



題材は織田信長による朝倉・浅井征伐の前哨戦とも言うべき、撤退する朝倉義景への織田軍の追撃戦「刀根坂の戦い」です(近江から越前への街道)。この追撃戦により朝倉軍は事実上の壊滅。左側の山崎長門守吉家も討ち死にし、この後の一乗谷(城)の合戦で右側の(総大将)朝倉義景も自刃しています。とはいえ、さすがに越前国なだけに朝倉軍の武者人形ですね。



山車を曳く女子人形の顔がリアル過ぎてコワい…。



上から見てもよくできてますよねぇ。



武者の顔が骸骨みたいでコワい…。



NHK大河ドラマ『真田丸』で大谷吉継を演じた片岡愛之助が来館したときの写真やサインですね。けっこうハマッていたと思います。



「アクアトム」というえらく意匠を凝らした施設はもともと原子力発電のPR施設だったそうで、6年前の3月で閉館(H24.3)現在は福井県と敦賀市が所有し、こども向け室内遊具施設となっています。ちょうど1年前にリニューアルオープンしました。中心市街地にある集客施設(年間8万人来場者)の閉館も原発停止の影響なのですね。
敦賀市は原発で潤ったものの、その原発が影を落とす…まさに原発に翻弄された街ですな。ゴーストタウンだったのも原発の影響と言えるのかもしれません。
いずれにしても、こうしてあらためてF&珍のお誕生会@敦賀をトレースしてみると、まだまだ行けていないスポットもありますし、もう一度訪ねてみたくなりました。例えば敦賀は海運・陸運ともに重要な立地にありますので、かの松尾芭蕉が通った地でもあります。地元商店街(確か神楽一丁目商店街)では「芭蕉が通った商店街」ということで俳句を貼り出すなどしています。え?それはおかしいやろ!とツッコミたくなりますけど、なかなかプリティですがな(笑)
以上1か月近くに亘りお届けしました珍旅「嶺南はるか」はこれにて終了いたします。お付き合いくださいましてありがとうございました。
(おわり)
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